2019-04-25 第198回国会 参議院 総務委員会 第9号
もう一つ、板野総局長時代に、これも同じ「クローズアップ現代」で放送されました出家詐欺報道について、BPOから重大な放送倫理違反が指摘されました。このBPOの指摘に対する受け止め、それから、この問題がその後のNHKのコンプライアンス改善にどういうふうに生かされているのか、御説明ください。
もう一つ、板野総局長時代に、これも同じ「クローズアップ現代」で放送されました出家詐欺報道について、BPOから重大な放送倫理違反が指摘されました。このBPOの指摘に対する受け止め、それから、この問題がその後のNHKのコンプライアンス改善にどういうふうに生かされているのか、御説明ください。
したがって、BPOの意見はNHKにも民放にとっても大変重要だと思うんですが、NHKはこの間、このBPO放送人権委員会から、出家詐欺報道や、先ほど出ましたSTAP細胞報道に関して勧告を受けた。また、放送倫理検証委員会からは、同じく出家詐欺報道と二〇一六年の選挙をめぐる放送について意見が出された。
これに対して、この国会でも取り上げられておりますけれども、BPO、このクローズアップ現代、出家詐欺報道に関する意見、この中で非常に厳しい、政府・自民党に対して圧力だと断定するような非常に厳しい意見を出している、こういうことです。これは異例のことだと思います。 さらに、もっとあります。
そこで、今度は放送法について話を移したいんですが、BPO、放送倫理・番組向上機構が昨年十一月六日に、「NHK総合テレビ「クローズアップ現代」“出家詐欺”報道に関する意見」ということで、放送倫理検証委員会の報告をまとめております。 大臣も当然読まれたというふうに思いますが、その二十五ページ、「おわりに」というところで、総務大臣にかかわるところをちょっと読ませていただきます。
それから、「クローズアップ現代」、出家詐欺報道問題では、過剰な演出や誤ったコメントがあったとしまして、二十七年四月に、取材を担当した記者を停職三か月、上司ら十四人も減給や譴責処分の懲戒処分としております。
先週の金曜日、十一月六日ですけれども、「NHK総合テレビ「クローズアップ現代」“出家詐欺”報道に関する意見」ということで、放送倫理・番組向上機構、いわゆるBPOから意見書が出されています。番組の内容については大変厳しい意見が羅列されているわけでありますけれども、NHKの体質に対しても大変批判が強いということですから、NHKもぜひ反省をしていただきたいと思うんです。