1951-08-15 第10回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第15号
それから第三点でありまするが、特審局長の吉河証人を喚問いたしましたときに、吉河証人から台湾の義勇軍の問題等が出されておりまするが、この報告書におきましては、台湾方面への密出国者も相当あることを特記しておくというだけに終つておりまして、これは先ほどの理事会におきまして、現在この問題については軍事裁判を受けている関係があるので、調査をやることはできなかつたというようなことでありましたが、しかしながらこの
それから第三点でありまするが、特審局長の吉河証人を喚問いたしましたときに、吉河証人から台湾の義勇軍の問題等が出されておりまするが、この報告書におきましては、台湾方面への密出国者も相当あることを特記しておくというだけに終つておりまして、これは先ほどの理事会におきまして、現在この問題については軍事裁判を受けている関係があるので、調査をやることはできなかつたというようなことでありましたが、しかしながらこの
○松野証人 お説の通りでありまして、積荷も何もなしに出て行くようなものを実際立入検査をしましても、証拠を得ることは非常に困難でありまして、密出国者の捜査、逮捕ということは、実際上非常に困難を来たしておる次第であります。こういうものは、むしろ向うへ行つて、帰りに何か荷物でも積んで帰るというようなものを押えるという場合を除いては捜査上非常に困難があると思うのであります。
それから密入国者のみならず、日本から向うへ出て行く、いわゆる密出国者、こういうものはどんなふうになつておるか、これはこの間朝鮮の動乱に日本人が従軍をしておるというようなことが報ぜられたので、政府にこの機会にお伺いしておきたいと思います。 以上で終ります。
日本と沖繩間の不法入出国につきましては、單なる密航を目的とする者は稀でありまして、殆んど密貿易を目的とする不法入出国者と考えられるのであります。その数は、密輸入十五件百三十八名、密輸出二件十二名、合計十七件の百五十名に及んでおります。
○稻垣政府委員 不法入出国者国籍別調べでは、合計九百五十三名のうち、不法入国八百二名中、韓国人七百二十九、台湾人三十、日本人二十二、その他外国人二十一となつております。出国の方は百五十一名でございまして、韓国八百十五、日本人二十四、その他外国人十二となつております。
○大久保政府委員 ただいま御質疑いただきました不法入出国者並びに密輸出入の検挙状況でございますが、昭和二十四年の一月から十二月までの一年間の実績を申し上げますと、不法入出国七十二件九百五十三名、密輸出入六十六件四百五十三名、合計千四百六名が海上保安庁において、過去一年間において検挙いたしました状況でございます。