2013-11-01 第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
後者のADSは、マイナーアクチノイドなど長寿命核種で構成する未臨界炉を強力な加速器中性子源により運転するシステムでありまして、前者に比べて出力当たりの核変換割合も高く、未臨界での反応なので安全性も高いというのが特徴であります。ただ、予算が少ないために、開発がまだこれからといったところでございます。
後者のADSは、マイナーアクチノイドなど長寿命核種で構成する未臨界炉を強力な加速器中性子源により運転するシステムでありまして、前者に比べて出力当たりの核変換割合も高く、未臨界での反応なので安全性も高いというのが特徴であります。ただ、予算が少ないために、開発がまだこれからといったところでございます。
実際には、農業水利施設の活用に当たりまして、勾配が緩やかな地形の場合には、導水管路の延長が長くなるというようなことが場合によってはありますので、発電出力当たりの建設コストが大きくなりまして、御指摘のように、調達価格が建設コストを賄えないといったケースも生じてき得るところでございます。
具体的に言いますと、〇・〇一グラム・パー・キロワット・アワーと、これはエンジンの出力当たりの排出量でございますが、こういった水準でございまして、米国が二〇一〇年に、これはもう全くの案でございまして、まだ技術評価をしておりません、提案でございますが、その数字に比べましても、その数字は〇・〇一三という数字でございますが、はるかに下回っているという状況でございます。
専門家の間でも、これは軽水炉などをやってきた人でも、出力当たりのコストでいえば大体四倍から六倍ぐらいになるだろうという見通しもあります。
ただ同時に、この問題は、将来を考えた場合、将来の核融合炉、実用炉を考えていくときには、当然、出力当たりの建設コストということが将来的には問題になってくるんです。小さくすればするほど、出力当たりのコストは上がっていく。出力当たりのコストを、一兆円規模並みにそちらの方のコストを下げようと思うと、そうすると、プラズマ密度をどう高めるかとか、別な問題がまた出てくるわけです。
そのときに、エネルギーの増倍率とか燃焼時間、中性子負荷、出力当たりのコストがどう変わるかというのを、やはりこういうことはきちんと資料を出して説明するのが私は当然だと思うんです。本当は、コンパクトITERの建設費を今言われているような建設費におさめようとしたら、実は主半径を五メートル以下にしないと安くならないのではないか、そういう問題もあります。
それから、出力当たりのコストが高くなってきますから、出力当たりのコストが高くなれば、将来的な実用炉の道からだんだん離れることになるんですね。ですから、コンパクトITERというものは、ファイナルレポートの話は常にこういう矛盾がつきまとっている問題ですから、だからこそ、今言ったようなきちんとした資料を出して専門家の間での深い検討、議論が必要だということを申し上げておきたいと思います。
さっき小型化というお話がありましたが、実は、小型化するということになると出力当たりの建設単価が高くなるのですよ。これは実用化からますます遠ざかるという問題になるのですね。点火、燃焼の実現できる確率も小型化すると小さくなってしまう。出力が高くできると今度は炉材料が耐えられなくなる、炉の寿命が短くなるという問題などがある。
それは一つは、出力密度というのですが、これが軽水炉と比べれば約六十分の一、チェルノブイル原子炉と比べて約五分の一と出力密度が小さいという点と、もう一つ、単位熱出力当たりの炉心の熱容量が軽水炉と比べて約三倍、チェルノブイル原子炉と比べまして約六倍という大きい違いがございまして、これが安全性の観点から見ますと非常な安全上の裕度になっているということでございます。
○小澤(克)委員 それから「もんじゅ」につきましては、これは原型炉ですからある程度高くなるのは当然という面もあるでしょうが、出力当たりでいいますと軽水炉の六倍の建設費である、こういう報道もなされておるのですが、これも間違いないでしょうか。
○小澤(克)委員 フランスのスーパーフェニックスについては建設費が出力当たりではどのくらいになったか、数字は持っておられますか。
また、地熱発電の単位出力当たりの利用面積が、火力や原子力に比べまして大き過ぎるとの御意見もございますが、地熱発電は水力と同じく非枯渇エネルギーによるものでありまして、また開発地点でエネルギーを取り出して発電するもので、火力や原子力と形態を全く異にしておりまして、一概に比較することはできないものであります。 それから次に権利の問題がございます。
また、次の十二ページの左側のグラフにありますが、火力発電所の出力当たりの人員は、昭和三十五年度を一〇〇といたしますと、現在はわずかに一五に減少をいたしております。 また、電気事業が取り組んでおります技術革新の中で、特に原子力の開発の促進は脱石油、代替エネルギー開発に大きな効果を持つものであり、今日すでに約千三百万キロワットを開発しております。
そこで、どういうふうにして交付するかということでございますが、これは資料を御提出申し上げましたように、また、ただいま通産省からも御説明したとおりでございますけれども、施設所在市町村の交付金額につきましては、当該施設の出力、原子力、火力、水力の別に、種類ごとに主務大臣が定める出力当たりの単価を乗じて得られる金額ということにいたしたいと思っております。
また、交付基準につきましては、あまりにも抽象的であるというお話でございましたが、私ども自体も目下検討中でございますが、たとえば出力当たりの単価といたしまして、水力で百二十円、火力について二百円ないし三百円、原子力について三百円、これらを一キロワットアワー当たり一年の支出限度とする、こういったことをいま検討中でございます。
その一つは、施設所在市町村にかかるものについては、当該施設の出力に当該施設の種類ごとに主務大臣が定める出力当たりの単価を乗じて得られる金額、これを交付する。その次は、施設所在市町村の隣接市町村にかかるものについては、当該施設にかかる、先ほど述べました上記の所在市町村にかかる交付金の範囲内で、主務大臣が定める額を交付する。もう一つは、交付期間は発電用施設の着工年度から完成年度までの各年度とすること。
ただ、私からお答えをするのは適当でないと思いますけれども、現在の私どもの承知しております仕組みでは、結局、一応そこに設置されます発電所の出力等を基準にいたして、総体として出力当たり幾らというようなことで、一定の基準のもとに交付がなされる仕組みになっているのでございまして、そういう意味におきまして、その計画の中身がどの範囲のものになるかとか、計画の地域対象がどんなふうになるかということについては、個別個別
「AGRによる最初の商業用発電所は一九六六年、もしくはそれより若干早く運転開始するであろうが、その設備出力当たり建設費は八十五ポンドと推定され、これはマグノックス方式の最低建設コスト見積もり百ポンド」日本は百八十ポンドでございましたね。「よりかなり低くなっている。従って、AGR発電所の発電コストは」云々と書いてあるわけでございます。