1977-10-26 第82回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
政府は、ハイジャック防止対策については、従来からも対策本部があって、安全検査、空港の諸施設における警備体制の強化、出入国業務に関する対策の推進、国際協力等やってまいりましたが、今回の事件があって、万全ではなく、しかもこの実行についてのチェックが不足であったと考えておるわけであります。
政府は、ハイジャック防止対策については、従来からも対策本部があって、安全検査、空港の諸施設における警備体制の強化、出入国業務に関する対策の推進、国際協力等やってまいりましたが、今回の事件があって、万全ではなく、しかもこの実行についてのチェックが不足であったと考えておるわけであります。
まず安全検査、空港諸施設における警備体制の強化、出入国業務に関する対策の推進並びに国際協力の一層の推進等に力を入れてきたということでありますけれども、今度の事件を契機として、十月四日、内閣に閣議了承によってハイジャック等非人道的暴力防止対策本部を設置し、かかる非人道的な暴力行為の防止について真剣に対処することといたしました。 防止対策としては、一つ、日本赤軍の根源を断つこと。
○神谷信之助君 その次は、先ほどちょっと触れましたが、四十八年の八月三十一日の閣議了解によるハイジャック防止対策ですね、幾つかの事項が挙がっていますが、先ほどちょっと出ましたが、例の第三項の「出入国業務に関する対策の推進」という点ですね、これが第三項に挙がっていますが、警察としてはこの対策推進でどういう点でその後効果が上がってきているとお考えか。
○政府委員(寺井久美君) 四十八年八月のハイジャック対策要綱と申しますものの要点は、安全検査を強化すること、それから空港諸施設におきます警備体制を強化すること、また、出入国業務に関する対策を推進すること、その他、情報収集及び連絡体制を強化すること、こういったことが骨子となっておりますが、具体的に各空港につきましてハイジャック防止のための検査機器等を設置いたしております。
それから出入国業務に関する対策についても検討をする。それから先ほど来お話が出ております情報の収集、連絡体制の強化の問題それから国際協力の推進というような、大体六項目ぐらいに分けて対策を検討したわけでございます。 そのまず第一の、安全検査の強化でございますが、ハイジャックを防止するという観点から、一番安全検査の対象になりますものは、言うまでもなく持ち込み手荷でございます。
その勤務に服しておられるお役所は出入国業務を扱うのであって、入国管理局の業務の中に、第一に明確に出入国管理業務が書いてありますね。そういうことになったら、出のほうが少し人数が少ないからというので、それをはずしているが、出のほうを入れて出国管理局とかいうのであれは——ちょっとごろがどうかな。とにかく上側にある出をはずしたというところに一つ問題があると思うのです。
また出入港の船舶につきましても、毎年内外船合わせまして百隻をこえておるような事情でございまして、従来におきましては、同港の出入国業務は名瀬港の出張所から常時職員一名を出張させて処理をしておるのでございますけれども、その出張所との距離的な関係、並びに和泊港におきまする最近の業務量等にかんがみまして、今回新たに出張所を置きたいというふうに考えましてお願いを申し上げた次第でございます。
その他、登記事務処理の適切化迅速化、人権擁護業務の伸長、出入国業務の充実・迅速化、麻薬風紀事犯対策の充実等、法務行政の適切・円滑化にも十分意を注いで実現をはかる所存でございます。 なお、御承知のように、法務省所管の業務は、そのほとんどが人が人を相手とするという性質のものでございます。