1977-10-22 第82回国会 参議院 外務委員会 第2号
そういう各国における硬直した出先官僚などの見解よりも、ストライキがいい悪いかの問題よりも、ぎりぎりのところへ来ているんですから、とりあえず日本政府としてはパイロットの人々から少なくとも外務大臣あたりは率直な意見を聞く機会を持たなけりゃいかぬと思いますが、鳩山さんのことだから、素直だから即刻それをやりますか、やらなくちゃ政治は生きていませんよ。
そういう各国における硬直した出先官僚などの見解よりも、ストライキがいい悪いかの問題よりも、ぎりぎりのところへ来ているんですから、とりあえず日本政府としてはパイロットの人々から少なくとも外務大臣あたりは率直な意見を聞く機会を持たなけりゃいかぬと思いますが、鳩山さんのことだから、素直だから即刻それをやりますか、やらなくちゃ政治は生きていませんよ。
いま私たちが朝鮮問題、日韓会談というものを非常に心配するのは、一たびあそこに足をかけたときは、大化改新の前における日本の任那の壊滅と同じように、あの大化改新における日本の国内改革というものも、あのむだな、そして出先官僚や軍部の腐敗というものを切断していかなければ日本の国内体制ができないというので、思い切った一つの施策をやったのです。日本民族としては私は大きな経験だと思います。
農民から申し上げますると、その町村の指導者の、ともかく植えつけてみろ、収穫はあるかないかわからぬけれども、植えつけてみろという指導によつて植えつけたのに、その査定の結果を見まして、これは植えつけないでおけばよかつたのだというような、指導者に対する恨みの声さえも起つておるという現状でありまして、おそらくこれは地方におきまする出先官僚が、政府の意思に反してそういう行為をやつておるのじやなかろうかと思うのでございますけれども
○天田勝正君 この直接携わる税務官吏の不当な行為、これをほじくり出しますれば、如何にも、俗な言葉で言えば、小役人いじめというような印象を與えるわけでありますけれども、実際には、そうした出先官僚の行為自体が、納税に対する意欲を非常に阻害しているということは、これは大蔵省としてもお認めになつていることと思います。
敗戰後日本が民主的にはなりましたけれども、まだ日本の出先官僚におきましては、戰時中あるいは戰前と同じような官尊民卑、あるいは官僚的な面が多分にあるのでありまして、これらの取締の面におきましても、大衆の幸福、國民の仕合を念願として、その運営におきまして万遺憾のないようにしていただきたい。私はかように考えるのであります。