1973-03-05 第71回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
いま、出世払い云々というお話がございましたが、これも大いに参考にいたしたいと思います。
いま、出世払い云々というお話がございましたが、これも大いに参考にいたしたいと思います。
現在の大蔵大臣も福田さんでありまして、あるいはまあ参議院選挙後の内閣改造でかわるかどうかその辺は私もわかりませんけれども、福田さんそういう意味では不況に縁のあるような気もいたすのでありまして、四十年不況のときにはこの四百八十二億出世払い云々ということもありましたが、これは一切帳消しにいたしたわけで、当然ことしまたそういうことになった場合に、今度は何が何でもしゃにむにそれをもぎ取るのだというようなばかなことはなさらぬと
○赤澤国務大臣 この四百五十億円にからみまして始終議論が絶えないわけでございますけれども、この四百五十億円は、例の出世払い云々ということから出発したわけでございます。それと直接関係があるというわけではないのですが、ただ、国の内外をめぐるきびしい経済情勢から、この国の財政全体が非常に悩んで、将来日本の財政を国際的にも国内的にも安全にしなければならぬということから、抑制型の予算を組むに至っております。
ですから、例の出世払い云々のことについてのお尋ねでございますけれども、私どもは、ごまかすという意味ではない、四百五十億円というのは国に貸したという考え方は持っておりません。
しかし、出世払い云々ということは、民間で俗にいうもうかったら返すよという約束と同類である。
しかも、出世払い云々といっておりますが、やみのそういった覚え書きに対して、何か自治省当局のほうは、一応それに対して責任を持たなければならぬというような考えであるようです。出世払いをするような段階であるかないかという地方財政の状況判断は別として。