2021-05-18 第204回国会 参議院 法務委員会 第14号
刑事施設におきましては、個々の受刑者の特性に応じまして改善指導、教科指導等の矯正処遇を実施しているところでございますが、特に少年受刑者につきましては、その可塑性に期待し、精密な処遇調査に基づく処遇要領を作成した上で、個別担任を指名し、面接、日記指導等の個別に行う指導も行っております。
刑事施設におきましては、個々の受刑者の特性に応じまして改善指導、教科指導等の矯正処遇を実施しているところでございますが、特に少年受刑者につきましては、その可塑性に期待し、精密な処遇調査に基づく処遇要領を作成した上で、個別担任を指名し、面接、日記指導等の個別に行う指導も行っております。
一方で、受刑者の改善指導のため、改善更生のため、刑執行開始時調査として、原則全ての受刑者に対し、医学、心理学、教育学、社会学その他の専門知識及び技術を活用し、個々の資質及び環境の調査を実施しておりまして、この調査結果に基づき、矯正処遇の目標やその基本的な内容及び方法を定めた処遇要領を策定しているところでございます。
一方、刑務所における若年者の処遇につきましても、二十歳未満で受刑者になった者につきましては、個別的な処遇要領に基づき職業訓練や改善指導等を実施するほか、個別担任の職員を指定し、個別面接や日記指導等を行っております。また、二十六歳未満の若年受刑者につきましても、特技や適性の発見に努め、その可塑性に期待し、積極的な働きかけを行っております。
この処遇は、具体的に申し上げますと、個々の受刑者の特性に応じた個別的な処遇要領、非常に細かな処遇要領を作成いたしまして、それに基づき処遇を実施いたします。 また、その者の特性を特に考慮し、職業訓練、有用な作業、教科指導、改善指導、個別面接、日記指導といった、まさに個別の指導も実施してまいります。
犯罪行為に至った問題性というのはさまざまでございますけれども、それを分析しまして明確化をして、個々の少年受刑者の特性に応じた個別的な処遇要領、どういった処遇をするかというものでございますけれども、それを作成しまして、それに基づいた処遇を行っております。
それは処遇要領というふうに申しておりますけれども、これに基づきまして、どういった作業を、どの受刑者に何をさせるかといったことを決めるわけでございます。 ただ、今おっしゃいましたように、なかなか、刑務作業と申しましても、外部からの受注もないものですから、いろいろなものができるわけでございます。
ただ、民間の創意工夫を取り入れることによりまして、これまで以上に充実した矯正教育を実施することが可能となるような、そういった場面におきましては、矯正教育の内容の企画、あるいは対象受刑者の選定、処遇要領の作成、受刑者の評価、こういった基本的部分は国が自ら担当いたしますけれども、民間事業者に大学等の研究機関あるいはNPO法人等、様々な関係団体と協力いただいた上で創意工夫を取り入れたプログラムの開発と提案
本法案は、矯正処遇が作業と義務的な指導から成っていること、それは処遇要領に基づいて行い、その処遇要領には受刑者の希望が参酌されることが明記されました。そして、指導の内容として、従来からの教科指導と併せて、全員に犯罪の責任を自覚させ、社会生活に適応する生活態度を習得させるほか、個別に、薬物依存者、暴力団員、その他性犯罪者などに対して特別の改善指導を行うことも規定しております。
このような観点から、法案では、受刑者の資質及び環境を調整しまして、必要に応じてその者の希望を参酌した上で、その者に最も適切と認められる矯正処遇の目標又は基本的な方法、それを内容とする処遇要領を定めまして、これに基づいて矯正処遇を行うこととしております。
本法案におきましては、処遇の個別化の原則に立ち、受刑者に義務付けして行う矯正処遇は、受刑者個々の資質及び環境に応じ受刑者ごとに定める処遇要領に基づいて行うものとした上で、その処遇要領は必要に応じ受刑者の希望を参酌して定めるものとされておりますので、その適切な運用により矯正処遇プログラムに対する受刑者の動機付けを図り、矯正処遇の実を上げてまいりたいと考えております。
本法案では、第六十一条第四項の規定におきまして、矯正処遇の目的並びにその基本的な内容及び方法となる処遇要領を定める際に、必要に応じて受刑者の希望を参酌することとされているところでございまして、その適正な運用に努めてまいりますほか、職業訓練の種目の選定等に当たりましても、受刑者に対する調査を実施するなどいたしまして、その結果も考慮しながら充実に努めてまいりたいと考えております。
その三は、受刑者には矯正処遇として作業を行わせるとともに、改善更生及び円滑な社会復帰を図るため必要な指導を行うものとすること、矯正処遇は、受刑者ごとに作成する処遇要領に基づき、必要に応じ、専門的知識及び技術を活用して行うこと、自発性及び自律性を涵養するため、生活や行動に対する制限は、受刑者処遇の目的を達成する見込みが高まるに従い順次緩和されるものとすること、改善更生の意欲を喚起するため、優遇措置を講
矯正処遇を行うに当たっては、収容開始時に心理技官等が行う受刑者の資質などに関する調査結果を基に個々の受刑者ごとに処遇要領を作成することとしており、これに沿った処遇を的確に実施できるよう、専門性を向上させるための研修を充実させるなどして職員のきめ細かな対応を実施してまいりたいと考えております。
その三は、受刑者に矯正処遇として作業を行わせるとともに、改善更生及び円滑な社会復帰を図るため必要な指導を行うものとすること、矯正処遇は、受刑者ごとに作成する処遇要領に基づき、必要に応じ、専門的知識及び技術を活用して行うこと、自発性及び自律性を涵養するため、生活や行動に対する制限は、受刑者処遇の目的を達成する見込みが高まるに従い順次緩和されるものとすること、改善更生の意欲を喚起するため、優遇措置を講ずるものとすること
○辻委員 私は、これを読む限りで、矯正処遇を本当に実効性あるものにしていくために、処遇要領を本当に充実させなきゃいけないし、いろいろなプログラムを本当に、試行錯誤を含めて、既に今始められているのは承知しておりますけれども、より充実したプログラムを準備していけるようにしなければいけない。そういう、処遇要領でちゃんとした制度設計をしていかなきゃいけないということが一つ。
○辻委員 この処遇要領の作成について、法務省、とりわけ矯正当局が頑張っていろいろお考えになるんだろうけれども、今回の行刑改革会議等の、名前だけの人はぜひ次回は排除していただきたいと私は思いますけれども、そういう第三者機関の意見も聞きながらこの処遇要領を豊富化していく、そういう準備が想定されているんですか。その点はいかがですか。 〔委員長退席、田村(憲)委員長代理着席〕
六十一条の二項で「処遇要領に基づいて行う」というふうにあって、三項で「処遇要領は、法務省令で定めるところにより、刑事施設の長が受刑者の資質及び環境の調査の結果に基づき定める」と。
その三は、受刑者には矯正処遇として作業を行わせるとともに、改善更生及び円滑な社会復帰を図るため必要な指導を行うものとすること、矯正処遇は、受刑者ごとに作成する処遇要領に基づき、必要に応じ、専門的知識及び技術を活用して行うこと、自発性及び自律性を涵養するため、生活や行動に対する制限は、受刑者処遇の目的を達成する見込みが高まるに従い順次緩和されるものとすること、改善更生の意欲を喚起するため、優遇措置を講
その三は、受刑者には矯正処遇として作業を行わせるとともに、改善更生及び円滑な社会復帰を図るため必要な指導を行うものとすること、矯正処遇は、受刑者ごとに作成する処遇要領に基づき、必要に応じ、専門的知識及び技術を活用して行うこと、自発性及び自律性を涵養するため、生活や行動に対する制限は、受刑者処遇の目的を達成する見込みが高まるに従い順次緩和されるものとすること、改善更生の意欲を喚起するため、優遇措置を講
まず、きょうのテーマでありますけれども、受刑者の処遇は個々の受刑者の資質及び環境に応じて最も適切な方法で行うという処遇の個別化の原理を明らかにし、特に矯正処遇としての作業あるいは教科指導、治療的処遇及び生活指導については、個々の受刑者の特性に応じて作成される処遇要領に基づいて計画的に行うことを定めているほか、外部通勤作業、外出、外泊等の効果的な処遇方策を導入しているというふうに評価することができるのではないか
私の質問の前の日に日野首席調査官らが委託補導施設の責任者らを集めて処遇要領案と警備細則を配り、緊急検討するように求められているようであります。その際、日野首席調査官は、最近施設のことについて国会やマスコミで取り上げ始め、うるさくなった、こういうふうに言っております。
本日、実は、この委員会に参ります五分ほど前に、東京家裁の首席調査官及び次席調査官が私のところに参りまして、東京家庭裁判所、補導委託少年処遇要領案というものを持ってまいりまして、これをひとつ検討していただきたいということで、ざら紙にタイプをいたしました二〇ページばかりの書類を持ってまいったわけでございます。