2021-04-14 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
この処理済水、処理水の表現については課題があるということですので、ここは是非、政府も含めてしっかりとした正確な表現がなされるように、これ御要望をしておきたいと思います。 これは、汚染水と殊更に間違った用語を、私は間違っていると明確に思いますけれども、ここじゃ風評被害をあおる一部の政治家の方々もいらっしゃいます。
この処理済水、処理水の表現については課題があるということですので、ここは是非、政府も含めてしっかりとした正確な表現がなされるように、これ御要望をしておきたいと思います。 これは、汚染水と殊更に間違った用語を、私は間違っていると明確に思いますけれども、ここじゃ風評被害をあおる一部の政治家の方々もいらっしゃいます。
今回の海洋放出をめぐる報道でも、読売新聞、日経新聞などは処理水ときちんと報じた一方、毎日新聞は汚染処理水、朝日新聞は処理済汚染水と報じました。さらに、NHKの海外放送でも、これは後に訂正はされましたが、処理水のことを放射能汚染水と表現して海外に発信をしてしまいました。
一方、私たちは、希釈前の今タンクにたまっている状態の水のことを処理済水という言い方をしてきました。ただ、希釈前のものが処理済水で希釈後のものが処理水というのは分かりにくいですし、また、希釈も処理の一環であるという捉え方もできるだろうと思いますので、用語の定義についてはまだ課題があるだろうというふうに思っております。
二月十三日に発生した福島県沖地震による外部への影響は確認されませんでしたが、一号機及び三号機の原子炉格納容器の水位低下や処理済水などをためるタンクのずれなどが生じたことに関して、引き続き安全が確保されるよう、対応状況を監視してまいります。
二月十三日に発生した福島県沖地震による外部への影響は確認されませんでしたが、一号機及び三号機の原子炉格納容器の水位低下や処理済水などをためるタンクのずれなどが生じていることから引き続き状況を注視し、安全が確保されるよう対応してまいります。
多核種除去設備、ALPSの処理済水の取扱いにつきましては、御指摘のとおり、地元の皆様の不安を払拭するとともに、国内外の理解を得られるよう情報発信や説明を重ねることが重要であると認識をしております。
処理済水の処分方法については、政府全体として決定された上で、具体的な手順を実施主体である東京電力が計画するものと認識をしております。 その上で、この処理済水の処分については一義的に東京電力がその説明責任を果たすべきであると考えており、東京電力には、国の背後に隠れることなく、主体的に自らの言葉できちんと関係する方々へ情報を発信し、責任を果たしてもらいたいというふうに考えております。
多核種除去装置、いわゆるALPSですが、ALPS処理済水の取扱いについては、ALPS小委員会において検討が進められ、今年の二月に報告書が公表されたところであり、報告書の内容を踏まえて政府として方針を決定し、最終的には実施主体である東京電力が具体的な計画を策定するものというふうに考えております。
原子力規制委員会といたしましては、放射性液体廃棄物の海洋への放出というものについては従来からほかの原子力施設でも行われているものでございまして、こういった実績を踏まえれば、処理済水の処分方法として海洋放出が現実的な選択肢であるというふうに考えてございます。その際、規制基準を満足する形で海洋放出を行うということであれば、環境への影響はないものというふうに認識をしているところであります。
いわゆるALPSの処理済水の処分につきましては、私の前の田中俊一委員長の時代から、原子力規制委員会としては、海洋放出、十分な希釈をして、基準を満たした上での海洋放出が最も現実的な手段である旨を表明をしております。 しかしながら、この処理済水の処分、仮に海洋放出というふうに決定がなされたとしても、その準備期間、例えば施設の整備ですとか設計、そういったものにおおむね二年ぐらい掛かると考えております。
東京電力福島第一原子力発電所の処理済水は、損傷した炉心を経由しているものですので、測定が困難なほど極めて濃度の低いほかの核種も含めて考えると、今先生おっしゃった、その他の原子炉施設から排水される放射性液体廃棄物とは異なったものだと考えております。
この二三%は安全基準をクリアしている、処理水の問題については、規制基準を満足する形での処理済みの、処理済水の海洋放出については、科学的、技術的観点から環境への影響は考えられないと答弁されていますが、もう一度確認させていただきます。間違いありませんか。
原子力規制委員会としては、規制基準を満足する形での処理済水の海洋放出については、科学的、技術的観点から環境への影響は考えられないと認識をしております。
処理水の合計に関しては、これ日々数値は変わっておりますけれども、処理を終えたもの、いわゆるALPS処理済水に関しては百七万トンというのが最新の数字ですが、これは満水になったタンクの数を数えて算出をしていますので、実際はそれよりも少し多いと考えていて、大体百十万トンに及ぶか及ばないかくらいであろうと思います。
原子力規制委員会としましては、東京電力福島第一原子力発電所における処理済水についても、規制基準を満足する形での海洋への放出については、科学的、技術的観点から環境への影響は考えられないと認識をしております。
原子力規制委員会としましては、処理の終わった水、処理済水の規制基準を満足する形での海洋放出については、科学的、技術的観点から環境への影響は考えられないというふうに認識をしているところであります。 まず、今、処理済水の具体的な取扱いについては、多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会において検討が進められておりますし、また、様々な方々の御意見も伺ったところというふうに承知をしております。
まず、原子力規制委員会としましては、先ほど申し上げた処理済水の放出に係る見解につきましては、機会あるごとに繰り返し申し上げたいと考えております。 これに加えまして、今後、実施主体によって処理済水の具体的な処理方法が選択されましたら、その選択に関する原子力規制委員会の見解等について、透明性のある情報発信に努めてまいりたいと考えております。
原子力規制委員会は、東京電力が処理済水を海洋に放出する際、適切な希釈を経て規制基準を満たす形で放出する限り、科学的観点から、人の健康や環境に対して影響を与えるものではないとしております。 この点につきましては、原子力規制委員会として繰り返し申し上げてまいりたいと考えております。
このほか、全体を通じまして、東京電力福島第一原子力発電所のいわゆる処理済水の扱いに象徴されるように、東京電力が国の対応を待ち、自ら先頭に立つ覚悟が見受けられない、すなわち、事故を起こした当事者としての主体性が見て取れないといった点を申し上げたところであります。
また、処理済水の取扱いについても早期にその方針を決定し、その費用の合理的見積りを行うこと。 五 東電改革の取組状況について、福島復興や事故収束への歩みが滞ることのないよう、毎年度、定期的に評価を行い、筆頭株主としての立場を踏まえ、改革の完遂を図ること。
九 今般の廃炉等費用の試算額については、今後の廃炉等工程の具体的な進展に伴い変化する可能性もあることから、廃炉等工程の進展具合や廃炉等積立金の使用状況等も踏まえて必要に応じ適時適切に見直し・公表することとし、今後の着実な廃炉の実施等の観点から、処理済水の取扱い方法についても決定し、その費用の合理的見積りを行い、電力需要家のみならず国民に対して十分な説明責任を果たすこと。
ベンゼンが付着した処理済油からベンゼンが揮発するとの認識もなかった。実績もノウハウもないJESCOが分からないのは僕はある意味で当然だと思うんです。一番よく知っているのは、設備を製造していたプラントメーカーである、この場合は新日鉄エンジニアリングなんですよ。そして、運転会社である新日鉄の子会社のKEPSなんです。
○市田忠義君 さらに、報告書に、最初から、一期施設、二期施設とも、固形物充填槽内の固形物中にベンゼンを微量含む処理済油が付着することはあったとしても、付着した処理済油からベンゼンが揮発するとの認識はなかったと、こう書いていますが、これも間違いありませんね。
平成二十三年三月三十一日現在の処理済量は約五十一万七千トンでございます。また、処理対象の廃棄物の残存量につきましては、直近の推計量から最大約三十八万八千トンでございます。
これは、例えば五百キロのPCBを分解処理いたしますと、固形残渣が二千七百四十キロ、それから処理済油が五千二百四十キロ生じます。これ、なぜかと申しますと、PCBを安全に分解するためにはナトリウムを加えて反応させるわけでございまして、反応を安定させるために絶縁油を使用すると、こういうことから、元のPCBよりも大分多くの処理済物が生じることになります。
これに対しまして、そのさらに右の欄ですが、本年度処理済件数ということで、この中には取り下げられるものが若干ございますが、却下、棄却、取消とこの表のような数字にそれぞれなっておりまして、裁定件数が合計欄にありますが、年間二百件から三百数十件、こういったことになっております。
一ページにお戻りいただきまして、OTOが発足いたしましてから現在、これは九月三日現在でございますが、それまでの苦情受け付け、処理状況がそこに書いてございますけれども、一番左上のところの合計という欄にございますように、全体で二百四十八件の苦情を受け付けまして、その下の「処理状況」をごらんいただきますと、「処理済」というところにございますが、二百四十二件処理を終了いたしてございます。
そして、恐らく「記」が三つございますが、ただいまの御議論の焦点は、この「記」のうちの「2」「蒸発濃縮、イオン交換処理等を行った後の処理済水については、昭和四十八年十月二十九日付貴知事あての文書(四八原第一〇一九六五)において述べたとおり、飲料水と同じ放射能レベルのものであり、環境に全く影響を及ぼすものではないが、漁業関係者への心理的影響を考慮し、当分の間、定係港の貯留タンクに保管する。
油処理済の使用につきましては、今回も一応使用しないということで物理的な回収にたよるという基本的な方針が漁業者との間に確立いたしております。 以上、お答えいたします。