1980-03-25 第91回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
したがいまして、この面に関して三次処理を行って、そして可能な限り清らかな処理水にして放流していかなければ――今度はその放流していくのは瀬田川に流れていきますね。それが淀川に行く。これは大阪、兵庫、みんなこの水を飲んでいるわけです。そうなっていきますと、この流域下水道に対しての三次処理施設の建設費やランニングコストの助成をどうしても行っていかなければならないと思います。
したがいまして、この面に関して三次処理を行って、そして可能な限り清らかな処理水にして放流していかなければ――今度はその放流していくのは瀬田川に流れていきますね。それが淀川に行く。これは大阪、兵庫、みんなこの水を飲んでいるわけです。そうなっていきますと、この流域下水道に対しての三次処理施設の建設費やランニングコストの助成をどうしても行っていかなければならないと思います。
○馬場政府委員 ただいまの件でございますが、確かに御指摘の裾野市との間の協定書を見ますと、処理水、これは放し飼いを除いた処理水につきまして、確かにおっしゃるように大腸菌群は検出されないことということになっておりまして、観測井の水質につきましては大変あいまいな規定でございますけれども、公園開園前の観測井の数値に基づく測定結果を確保するというような条項で、これをどう読むかという問題であろうかと思います。
○栗田委員 これは大問題でありまして、処理水というのは、つまり屎尿を処理した水ですね。それから大腸菌が検出されないものとする。ところが今度出たのは井戸水から出ていますからね。まして処理水そのもので大腸菌が出ないということではなくて、もう地下水として流れている水から出たということです。
したがいまして、これを割いて環境維持に振り向けるということはきわめて困難な現況にあるわけでございますが、これからの重要な検討課題といたしまして、水資源開発あるいは下水処理水の再利用等を含めて総合的に調査検討してまいりたいというふうに私どもは考えておる次第でございます。
この内容でございますが、下水処理場からの処理水を使用いたしまして、一つは河川の礫層を通過する間に水質が浄化されるという接触酸化の実験と、それからもう一つは下水処理水に空気を混入することにより、水質の浄化を図る曝気効果の実験とこの二つについて行っております。実験の結果はBOD値でこの除去につきましてかなり効果が見られております。
○馬場政府委員 山本報告につきましては、五十一年に静岡県知事に提出された動物屎尿処理水等によります地下水への影響の予測調査には、何といいますか、不注意による計算違いといいますか、そういう問題はあったようでございますが、これはその後訂正されたというように承知をいたしておるわけでございます。
河川総合関発事業につきまして書いてございますが、治水対策とあわせて水資源を確保するための各種事業を実施するわけでございますが、来年度には、その後段にございますように、ダム等の建設とあわせまして、下水処理水を高度処理して河川に還元し、流水の正常な機能を維持しつつ、河川水と相まって新たに都市用水の開発を行う水利用高度化事業というのを新たに新設いたしております。
そのほかダム以外におきましても、地道な研究分野ではございますが、海水の淡水化とか、あるいは下水道処理水の再利用というような基本的な問題を調査研究いたしておるところでございます。
それから、海水の淡水化、地下ダムの開発プランでございますが、海水の淡水化とか地下ダムの開発は、今後下水処理水の有効利用とともに将来における水供給の一つの方法として期待されております。
この節水とかあるいは合理的な、効率的な水利用といいますか、そういうものの推進についてお伺いしますが、たとえば工業用水の回収率向上、農業用水の水利用合理化の現状、これはどのようになっておるかという点、それから海水の淡水化、地下ダム及び淡水湖の建設などの新しい水資源開発、こういうものの開発プランというものは進められているかどうか、それから下水処理水の再利用などの水の循環利用、こういうものもどうなっているかという
○国務大臣(渡海元三郎君) いま国土庁長官からお話がございましたが、建設省は下水処理に関連しての再処理でございますので、下水処理水再利用という名前で呼んでおります。いま中野長官からお話がございましたとおり、大変第三次の高度な処理が必要でございますので、経済性と見合いながら計画、指針ができるように検討を持っていきたい。
それは、埼玉の合口二期事業とそれから荒川調節池の緊急水利用高度化事業、この二事業をば追加いたしまして、農業用水の合理的利用また下水処理水の再利用を具体的にすることとしたように、今後とも節水それから水使用の合理化等を含めた総合的な水資源開発及び利用を積極的に推進していくつもりでございます。
また、水需給の逼迫している福岡市におきまして、下水道事業の一環として下水処理水循環利用モデル事業を実施することといたしております。 次に八ページ、公園事業でございます。公園事業につきましても来年度は第二次都市公園等整備五カ年計画の第四年度目に当たるわけでございまして、その累計進捗率は七五・四%になる予定でございます。
一つは、水質環境基準を達成するためには、低水流量の比較的大きい利根川本川に処理水を放流することが適当であるということ。二番目は、地形上、汚水の集約が容易でかつ経済的であり、河川に自然流下により放流することが可能な地盤だからであること。三は、周辺の人家が少ないこと。
たとえば神奈川県の相模川の流域下水道については、当初工場排水は大体あそこの処理水のうち三十万トン近く計画を見ておったはずなんですね。ところが今日の不況の問題が出てまいりまして、工事をそれぞれ独自に公害防除をやった方がむしろ割り安になる、結果から見て。こういう立場でこの流域下水道へつなぐことを徐々に遠慮していった。結果的に大体三十万トンの計画が八万トン程度に落ちちゃっているんですね。
をいたしまして、それをどういう計画で、どういう下水道計画を立てるのが最も経済的で、水質環境基準を達成する上にも効率的であるかということを考えまして事業計画を立てるわけでございますが、つまり下水道の整備に要する費用あるいは終末処理場の場所が一番問題になるわけでございますので、場所の決定、それから事業効果のあらわれる速度、それから既設の下水道計画との関係、それから河川等に及ぼす影響、それから将来の問題として下水処理水
また、下水処理水の再利用、いわゆる中水道の法的整備を図り、普及を急ぐべきだと考えますが、いかがですか。 さらに、水問題所管の建設省、厚生省、国土庁等、各省庁が協議し、長期計画に基づく総合的な水需給対策を作成し、水資源の安定供給に努むべきであると考えますが、総理の考えをお伺いいたします。
○玉木説明員 ただいま先生からいろいろデータのお示しがございましたが、この土壌浄化法に関しましては、たとえばそういった生下水を処理する場合、あるいは下水処理水を原水にして土壌の浄化をやる場合、いろいろございます。外国等におきましていろんな調査結果も報告されておりますが、土壌浄化法はいろいろな条件によって非常に変わってまいります。
その中で、湖南中部流域下水道の浄化センターを矢橋に埋め立てをしてつくる予定になっておりますが、この場所の決定に当たりましては、いろいろ候補地を幾つか選定をいたしまして、地形的な条件とか、あるいは処理水の放流条件、予定地周辺に対する影響、用地確保の難易、こういった問題について検討いたしました結果、南湖の一部を埋め立てて処理場の用地とするということに決定されております。
と同時に、いわゆる下水処理水の活用の問題、これは建設省におきましても、荒川の左岸流域下水道の処理施設を使いまして、それをいかに生活用水に使うかということを現在すでに実施計画調査を始めておる段階でございます。あるいは地下水でございますね、これも過剰にくみ上げるから地盤沈下を起こすんであって、いわゆる地下へ補給する、表流水を。
したがいまして、公共用水域に排除するときも、これも一律の排水基準というのがございますけれども、まあ県によりましては上乗せでやっておるという場面もございますが、上乗せをやるということになりますと、当然下水道の終末処理場も水質汚濁防止法上の特定施設ということにいたしておりますので、それはその厳しい上乗せの排水基準のCODなりあるいはBODなり、そういうものの基準を満たすということでないと処理水の放流ができないということになっておるわけでございます
先生御指摘のようなことで、下水の処理水の再生利用なり、あるいはまた先ほどの雑用水の利用ということで、ビルの中あるいは団地の中での水の高度利用という事柄につきましていろいろと勉強させていただいておりますが、先生御指摘のとおり、いまの雑用水の利用につきましては、やはりいろいろの制度的な面あるいはコストの面につきましての対応策というものが必要ではないかということで、今後これらにつきましてもさらに勉強を重ねていきたいということで
○斎藤(実)委員 行政指導でもやっているというような答弁がありましたが、将来下水処理水あるいは河川の水を水源として雑用水に利用する場合に、公衆衛生面から見ても利用範囲というのは限定されると思うのです。それから過って飲んだとか、あるいは顔や手を過って洗ったとか、いろいろ防止対策というものも私は必要だろうと思うのですね。
○斎藤(実)委員 現在、下水道を中心とする処理水の再利用面からは建設省がやっているわけです。通産省は工業用水の多元的利用ということでやっている、実験プラント等を建設しているわけです。厚生省、建設省、通産省、各省がそれぞれ所管がありましてそれぞれ担当しているわけでございますが、この水の再利用ということで総合的な立場から三省で調整をする必要があるのではないか。
それから、なお、維持管理を適正にやることによりましても、二次処理水に含まれる窒素、燐の量を低減することも可能でございますので、御指摘のように、まずきちんとした二次処理をしていく、そしてさらに必要があれば三次処理をプラスしていくということが基本であるというふうに考えておるわけでございます。現在、その点の技術開発もあわせてやっておるわけでございます。
下水並みあるいは下水よりもやや処理しにくいということで、多少高い濃度で処理水が得られております。 一方、屎尿浄化槽について見ますと、これも大体下水の処理方法を適用している内容でございますが、水洗便所から出てきます処理対象物の規模によりまして、たとえば家庭用等小規模のものは水洗便所汚水だけの単独処理、それから中、大規模になりますと、雑排水を含めまして合併処理ということで処理されております。
現にデータでも明らかになっておりますように、大量の重金属などが処理水の中に含まれたまま公共用水域へ放流されたり、汚泥中に濃縮されたりしております。 お手元に簡単な資料を配付させていただいておりますが、この資料にも見られますように、データとして数字に挙がっておりますだけでも、東京の場合、処理水に含まれて年間九百九十トン、汚泥中に含まれて九十一トン、環境の中へ出ていっております。
それがついておるのですから、その灌漑する施設と排水する施設の間がちょうど一メートルぐらいの土壌がありまして、この一メートルぐらいの土壌を使って下水の処理水をそこの中に入れなさい、灌漑する方の分に入れなさい、こういうことなんです。
もし日本で理想的なことを考えるとすればどういうことかと言いますと、下水処理水を水田で処理するのが一番理想です。畑では窒素が処理できません。燐は処理できます。窒素の除去率は非常に低いんです。ところが水田では両方できる。しかも、灌漑排水施設というのは全部整備されておりますから、特別パイプで山まで持っていく必要がない。もうこの研究を始めるべきです。
と同時に、五十二年度から新規に発足いたしました緊急水利用高度化事業、いわゆる下水処理水も活用した水資源開発というものもやっていきたいというふうに考えてございます。次に、十ページでございますけれども、十ページの一番右でございますけれども、五十三年度は二百八十ダムを施工するという次第でございます。 次に、砂防事業でございます。
そこまで落としました処理水につきましては、これは地下浸透といいますか、土壌還元をして処理をするということでございます。それから、動物舎外の動物の尿、これも土壌還元されるということになるわけでございます。 そこで、この土壌還元によります地下水の汚染につきましては、県の方で、要するに筑波大の山本荘毅先生にお願いをしまして影響予測調査を実施をいたしました。