1995-05-19 第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
先般、都議会で、ちょっと表現まで定かではありませんが、公約は守りたい、しかし関係方面の意見を聞いて判断をしたいというふうな感じの発言をなさったというふうに伺っておりまして、少なくともこの問題に対する鈴木都政の時代の執行部の考え方、あるいは大蔵省や日本銀行とのあの処理対策案を合意した経緯、その背景、あるいは信用組合に対する法律的な都の監督責任、あるいは今後の数十の信用組合をみずから監督をいただいている
先般、都議会で、ちょっと表現まで定かではありませんが、公約は守りたい、しかし関係方面の意見を聞いて判断をしたいというふうな感じの発言をなさったというふうに伺っておりまして、少なくともこの問題に対する鈴木都政の時代の執行部の考え方、あるいは大蔵省や日本銀行とのあの処理対策案を合意した経緯、その背景、あるいは信用組合に対する法律的な都の監督責任、あるいは今後の数十の信用組合をみずから監督をいただいている
その後はそういう方向に、責任追及といいますか、真相の解明と責任をきちっとすることと、それから預金者の救済を含めたこの処理対策案と、二つに分けながら今日に至っているというふうに認識をいたしております。
しかし、処理対策案に従って東京共同銀行は設立の認可を受け、日銀等からの出資も終了し、今月二十日から営業開始の状況にある。したがって、今回の東京都の措置がこの基本的スキームに直ちに影響を与えるものではないと考えているし、都議会の五党会派の声明文でも、都の監理監督の責任は重く預金者保護のために十分な責任を果たしていかなければならないと述べており、現状では楽観も悲観もしてない。」
〔理事伊江朝雄君退席、委員長着席〕 一年たって二回目の検査に入ったときにはそれが既に千百億を超しておりまして、東京都ももはや都の行政指導で処置できないという事態を認識される中で、大蔵省、日本銀行も一緒に参加をしてこの事態をどうするかということで鳩首真剣な協議を重ねながら今回のようないわば処理案、処理対策案をまとめるに至ったところであります。
○国務大臣(武村正義君) そんな事態は、この処理対策案を発表した前後では予想しておりませんでした。そういう意味では、その後の見方が甘かったという反省をまずしなければなりません。
私どもも、決して私どもの判断をさせていただいたこのスキームといいますか処理対策案を美化するために独調しているつもりはありません。とにかく信用秩序に不安が起こるようなことだけは、大蔵省や特に日本銀行の責任の立場からいきますと、これこそ万難を排して回避をしなければならない一番重い責任を背負っていると思っております。
私ども大蔵省としましては、たびたび申し上げてまいりましたように、大蔵省、日本銀行、東京都、三者がこの処理対策案については共同して責任を負うという前提に立ちながら知恵を絞り、昨年の末に具体的な方策で合意をし、発表し、今日に至っているところでございます。都がその合意に基づいて提案をされた予算が都議会で通らないということは残念に思います。
この調査は、厚生省ですでに補助事業として実施しております下水道の整備が当面なされない地域におきます屎尿と家庭雑排水を合わせて処理するところの地域屎尿処理施設、それから長野県におきます雑排水対策、それから先生御説明の千葉県における共同処理システムを対象といたしまして、その効果とか費用等につきまして評価をし、地域別の処理対策案を作成しようとするものでございます。