2000-05-23 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号
本法案におきまして、地下三百メートル以上とした理由につきましては通産省の御答弁のとおりでございますけれども、技術的には、処分深度は深度が深い方がよい要因と深度が浅い方がよい要因とのバランスで決められるものでございます。深度が深い方がよい要因といたしましては、例えば人間環境と処分場の距離を稼ぐことによりまして天然バリアの効果を大きくすることができるということ。
本法案におきまして、地下三百メートル以上とした理由につきましては通産省の御答弁のとおりでございますけれども、技術的には、処分深度は深度が深い方がよい要因と深度が浅い方がよい要因とのバランスで決められるものでございます。深度が深い方がよい要因といたしましては、例えば人間環境と処分場の距離を稼ぐことによりまして天然バリアの効果を大きくすることができるということ。
以上のように、地下水面と処分深度の位置、それから処分地の気象条件等の関係によりまして、人工バリア材の腐食や放射性物質の溶解といった反応速度に違いがありまして、それぞれの地域の特性を踏まえながら検討していかなければならない項目だと考えております。