1969-06-05 第61回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第11号
電話をかけてハイヤーを呼ぶときに呼び出し料金といいますか、いまではそういうものはありませんが冷房料金に匹敵するような内容を持つものだと思うのです。そういう呼んだときには料金を取るんだ。電話をかけて来さした場合にこういうことはどうでしょうね。運輸省のほうとしてはどういうふうにお考えですか。
電話をかけてハイヤーを呼ぶときに呼び出し料金といいますか、いまではそういうものはありませんが冷房料金に匹敵するような内容を持つものだと思うのです。そういう呼んだときには料金を取るんだ。電話をかけて来さした場合にこういうことはどうでしょうね。運輸省のほうとしてはどういうふうにお考えですか。
私はこれは、冷房料金の二割増しが一時大阪で問題になってこれが廃止になったが、これと同じ内容を持つもののように思うのですが、あなたのほうはこれをどう思いますか、こういうことなんです。
○沖本委員 運輸大臣、ちょっとお伺いしますが、安富さんは冷房料金の問題で検察庁のほうから処分を保留して、ということになった、問題のお方なんですが、そのお方が鉄建公団の経理部長にお越しになっているわけです。そういうふうに無理にこじつけて言っているというようにとられては困るのですが、その辺に運輸大臣としてある程度の御責任とか、何らかのことをお考えになっていただかなければならない。
冷房料金の問題等なんかいろいろ風聞を聞きますというと、若干、政治家からの圧力があったやに、私はこれは誤伝かもしれませんけれども聞いたりします。まあしかし、最近はそういう点はすっきりいたしまして、みんな各自法規典礼に従って職務に精励しているということになったと思います。 第二に、高級公務員がやはりみずからえりを正さなければいかぬ。
その前に、この前から去年の七月ですか、大阪タクシーの冷房料金の問題もございました。またせんべつ金の問題、あるいはLPGの汚職問題、また最近は日通問題と、運輸行政が非常に非難のまとになっておるわけでございますけれども、運輸大臣として運輸行政の綱紀粛正についてどのようなお考えを持っておられるか。またその経過と処置について簡単に若干お伺いしたいと思います。
〔松澤委員長代理退席、委員長着席〕 昨年は冷房料金あるいはせんべつ金あるいはLP課税問題等、運輸行政が非常に批判の的になったわけでありますが、その後の運輸行政の綱紀粛正について、その経過と措置について伺いたいと思います。
私は運輸委員である関係上、運輸問題をいままでの運輸委員会におきましても取り上げてまいりましたが、特に最近は、すでに御承知のとおりに、昨年の冷房料金に端を発しましてLPGの汚職事件として発展してまいりましたあのような陸運汚職の問題、あるいは最近の日通事件の問題等、この運輸全般にわたりまして運輸関係の汚職問題がたびたび起こってきております。
で、私は運輸行政のあり方が非民主的だというような意味は、別にここで冷房料金なんかの問題を繰り返そうとしているのじゃないのです。問題は、もっとフェアな気持ちで、ある機関をどんどん使ってもっと利用者、国民に納得をさせるようなやり方でものごとを運んでいくようなあり方というものと取り組むべきじゃないのかという問題です。
冷房料金の問題にしましても、あるいはLPガスの問題にしましても、あるいは今回の日通の問題にしましても、非常に多いのですが、特に現在の日通の事件が発生した状態で、通運事業というものにどういうような新しい運営の方式を考えられていくか、まず総括的に運輸大臣の御意見を伺いたい。
しかし、先ほども議論いたしましたように、とにかく府県の中にあるバスの停留所をどこにするかさえ都道府県で解決ができないとか、それから都道府県の中で走るタクシーの冷房料金がどうだとか、住民から不満があるという場合に、これすら地方議会で議論しようと思っても陸運事務所長が出てこないとか、それから県知事のはんこは陸運事務所にずっと置きっぱなしであるとか、こういったようなことが地方自治のたてまえからいって許されるべきではないということは
過般問題になった大阪の冷房料金の問題、その冷房料金が問題になったときに、大阪の府議会では、こういうものは当然府議会として議論をすべきじゃないのかということで、では陸運事務所長に来てもらおうと府議会に陸運事務所長の出席を求めたところが、さっぱり出てこない。いや、私は知事の統制など受けぬ、いわば運輸省の監督のもとにあるのだから、府議会などに出席する必要はない、こういうことだったそうであります。
○浅井委員 昨年の七月、大阪においてタクシーの冷房料金値上げが国民の反対の中で強行されました。大阪地検は、この冷房料金値上げの認可をめぐって大阪陸運局とタクシー業者の間に贈収わいがあることを確認し、七月の二十七日、大阪タクシー協会の銀行調査を開始し、使途不明金を発見いたしました。
このLPGの問題の発端は、四十二年の七月、ことしの七月の二十四日に冷房料金の認可について陸運局と業者との間に不正がある、こういうふうに大阪地検が見て捜査を開始し、八月の十二日にこの不正は贈収賄、供応の事実があったことを突きとめて強制捜査に踏み切った。
それであるならば、政府の冷房料金値上げのときはどういう理由であったか。タクシーの経営者が経営不振のためにこれをやむを得ず認める、こういう答弁であった、しかし、これだけの政治献金をするくらいの内容であるならば、そんなことは認められるはずないわけなんです。
○田代富士男君 ただいま経過報告をされました陸運汚職事件の問題でございますが、私はこの問題につきましては去る七月の冷房料金のときより取っ組んでまいったわけなんですが、冷房料金のときにも委員会で私は多額の政治献金がなされている実態を申し上げたときに、運輸委員会におきまして七月十八日に行なったときに、その審議の途中において中断されるというような事が起きまして、そのまま私は疑惑を持ちながら調査を進めてまいりました
そこで、刑事局長さんから御答弁をいただきたいと思いますけれども、今度のタクシー汚職事件の足取り、いよいよ大詰めにきているわけですけれども、ずっと検討してみますと、最初は冷房料金の問題です。
このときに冷房料金に国民の目は——特に大阪の人たちは目がいっておったわけですが、このときに冷房料金は全廃された、こういう時点があるわけです。そこで二十一日に相互タクシーの神戸本社を強制捜索した。これで一応捜索は終わった。こういうふうな時点が新聞に報道されております。問題はここなのですけれども、九月五日に捜査報告を最高検にした、あるいは九日に捜査の全容の報告を最高検にやった。
そこで重ねてお伺いしたい点は、十一月十日の当運輸委員会におきまして、私は質問の中で、大阪のタクシー業界の冷房料金問題から、またLPガスの件についても言及いたしました。そのおりに前大臣は、こう言われております。その席に中曽根大臣はいらっしゃらないので、ちょっと申し上げておきたい。「私の聞いております範囲では、そういうことはないようでございます。」このように前大臣は答えられました。
したがって、冷房料金二割増しは高過ぎる。原価計算の中で、陸運局はクーラー購入費などを市価より高く評価して認可している。クーラー本体の購入費は、業者は一台十二万五千円と申請し、陸運局は九万五千円と査定している。しかし行監の調査では、実際は平均七万二千七百二十円であった。こういう改善命令を出しているわけです。これに対して自動車局はどんな対策を講じられたのか。
○原山政府委員 冷房料金の問題につきましては、確かに御指摘のとおり、行政管理庁のほうから大阪陸運局長あてに勧告がございました。それを受けまして、大阪陸運局長のほうが、九月七日に近畿行政監察局長あてに回答を出しました。その回答を出すにつきましては、行政管理庁のほうと事前に十分打ち合わせてきて、そういうふうなことでけっこうだということでもって回答を出しました。
このLPGの問題をめぐっての問題だけではなくして、陸運局の——これは冷房料金の問題から発生したわけですが、そのほかに、せんべつとか、供応とかというものは日常茶飯事的に行なわれているわけです。
○川井政府委員 ちょっとその前に、先ほどうちの大臣が警察と検察について申し上げところに問題があるように思いますので、私から釈明さしていただきますが、一番最初に冷房料金の問題を調べているかという御質問がございまして、大臣から、それらを含めて捜査中だと、こう申し上げましたけれども、詳しく申し上げますと、冷房料金の問題は、大阪の府警が端緒をつかんで捜査を開始した事件でございます。
この間、冷房料金の問題がございましたね。二十万円の現金をせんべつにもらったとかもらわぬとか、こういうような問題等があって、綱紀がいろいろ問題になっていると思う。まず庁内の綱紀を粛正するということ、それから同時に、こうした圧力をかけるような政治家が圧力がかけ得られないように、やはりそういったことで庁内をしっかりさせていかなければならぬと思う。これはもうどっちも悪いと思う。
冷房料金の問題はあわせて目下取り調べ中でございます。御了承願いたい。
本件のこの汚職事件の端緒になりました、先ほど出ました大阪タクシーの冷房料金の問題ですね、この冷房料金の問題は、刑事問題としては、その後どうなったのか。単なる端緒にすぎない、あるいは慣例だ、儀礼だというようなことで、そのままにするつもりなのかどうか、この辺はどうなっておるか、ひとつ法務大臣から承りたい。
新聞によりますと、このような運輸委員会というものは現在いろいろな冷房料金をはじめ、いろいろな問題が起きてきております。こういう委員会に際しましてどのような決意でやっていらっしゃいますかという記者団の質問に対しまして、佐藤総理も運輸問題を重視されまして、あえてこういう難問題であるから反主流派の私を起用されたと思います。そういうようなことを申していらっしゃることを新聞で読みました。
○説明員(川井英良君) 冷房料金をめぐって問題がそれを契機として発生したものであるようにも聞いておりますけれども、今日まだこの捜査は完結していないわけでございまして、それらの問題も含めて、やがて一切が明らかにされる時期が来るのではなかろうか、かように考えております。
○田代富士男君 構造改善ということですが、新大臣に対して申しわけないが、私は冷房料金のときも言いましたが、冷房料金の原価計算をいたしますと、そのような負担になりません。このLPガスの設備をするに対しましても、さほどの負担にはなりません。これはもうこれ以上は申し上げませんけれども、こういうところに疑惑を持たれる点もあるということを今後御検討を願いたいと思います。あえてこの点は申し上げません。
しかしながら、私がいま申し上げたような線で、やはり関係当局が結論を出してこの問題は処理されるものだ、こう期待しておりましたけれども、どうも運輸省の第一線のほうでも、まだこの間の冷房料金の問題で行管の意見もあったやさきでありますので、それをたいへん気にしておるようであるし、また運輸大臣のほうからしかとしたその方針なりの指示がないように思われますので、その点につきまして運輸大臣としてはどういうお考えなのか
○松本(忠)委員 世間ではもっぱらのこれが評判でありますし、そのようなことがあってはならないと私どもも思うわけでございますが、さらにこの冷房料金の前に、LPガスの問題に関しましても、大阪のタクシー協会から相当の働きかけがあった。
○中谷委員 特にあのときは諸永さんなどが軽率な陸運行政というふうなことばを使ったように私記憶いたしますけれども、結局、そういうふうな冷房料金の許認可の問題について、どこに問題があったのか、要するに、どういう点が国民不在であり、業者本位であったのか、許認可権のいわゆる幅というようなものの広さ、裁量権の大きさ、小ささ、そういうようなことがそのようなものを生んだ原因なのかどうか、この点についてはいかがでしょうか
そのときどきの、たとえば、先ほど申しましたように、冷房料金等の問題があれば、当然その許認可が国民不在であるかどうかということを判断いたしまして、調査に入るわけでございます。
○北条説明員 たとえば、先般私どもの大阪管区が冷房料金の問題で監察いたしましたように、国民不在の行政であるとわれわれが感じました場合には、当然にそういった許認可の問題を取り上げて所要の勧告をいたしております。
というのは、大阪の業者がクーラーを取りつけて冷房料金を取った。運賃の中には冷房料金というものはない。これを取ったわけです。ところが、自主的にやめたということでこの冷房料金の問題をやめさせている。近畿行管の調査によれば、一台七万二千七百円、取りつけ料が一万五千円、こういうぐあいに計算を出しておるわけです。