1991-10-17 第121回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
なお、米の状況については、食糧庁長官も来ておりますので、県から諸対策が望まれておりますし、きょうの新聞でも出ておりますように、規格外米も自主流通米として集荷、限度枠も調整するというようなそういう通達も出されておりますけれども、いわゆる冷害地帯についての今回の天災融資法についての御見解をいただきたいと思います。
なお、米の状況については、食糧庁長官も来ておりますので、県から諸対策が望まれておりますし、きょうの新聞でも出ておりますように、規格外米も自主流通米として集荷、限度枠も調整するというようなそういう通達も出されておりますけれども、いわゆる冷害地帯についての今回の天災融資法についての御見解をいただきたいと思います。
自然の改造は無理といたしましても、今申し上げましたようなことでありますとか、さらにはまた、やませの克服を目指しての中に取り上げられておるような施設による冷害排除の手法等、だんだんと進んでおります問題がありますけれども、これらにもっと強力に取り組んでいただいて、徹底した営農方式の改善によって冷害を少しでも軽減をしていくということに進んでいくのが、今の東北冷害地帯への農政ではないか、このように考えておりますが
○小川(仁)委員 農業問題でいいますと、東北、北海道というのは冷害地帯でございます。非常に気象についての敏感な関心を農民が持っているわけであります。やませの地帯あるいは寒冷地帯、その気象の報告あるいは予報というものが毎日毎日の作業に影響するし、その年の農業の収穫にも大きな影響を持つわけでございます。
特に冷害地帯におきましては非常に大きな関心があるわけです。ですから、岩手県の中でも四カ所ぐらいじゃどうにもならぬのです。もう一度言いますと、盛岡と盛岡の次の中山峠を越えた北側とでは、同じ県北でも全然気候が違います。それから海岸でも、あの北上山系とそれから沿岸部では全然違います。北上山系はマイナス二十度ぐらいの気温になる地帯です。
特に冷害地帯あるいは温度の低いときの植物の根の生育というものに対しては有機物がかなり有効な働きをしているということは最近の研究でかなりはっきりしてきている、そういうようなことがあります。
私は青森でございますので、あの冷害地帯ですね。あの地帯に藤坂五号というのを田中稔先生がつくりまして、その結果、あの地帯にいわゆる冷害のない農業が定着したわけでございます。最近また冷害がございますけれども、まず藤坂五号によって冷害地帯から冷害というものを克服することができた。
○竹内(猛)委員 時間が足りなくなってしまったから、あとは簡単に、また次の面に課題として残しておきますが、私は、いままで進めてきた規模拡大、生産費を下げて国際的な価格に対応していくというような農業の形態がいまとられてきたと思いますが、各地を歩いてみて、農家の方からはむしろ逆に、冷害地帯でも米、養蚕、畜産というように、あるいは米、淡水魚、畜産というように、そういうところで自衛をしているという形になっている
○松尾官平君 私は、ことし全国一の凶作県になりました青森県の実態をもとに、冷害地帯における中小企業対策について通産大臣の御所見を伺いたいと思います。 青森県の経済は第一次産業によって支えられていると言っても過言ではございません。農家がくしゃみをすれば町全体がかぜを引くと言われるほどであります。
もちろんこれは私も、農業団体、特にこの冷害地帯の農業団体、知事さんあるいは市町村長さんの皆さん方からも、そういういま中野委員が御指摘になったような点も含めて陳情を受けております。しかし、その他の意見もやっぱりないわけではございません、これは。
○国井参考人 ですから、そういうような耐冷害品種を取り入れまして、これは政府施策の奨励であります、それによって稲作経営の安定を図ってきたというのがその常襲冷害地帯であります。その努力を大いに評価しなければならない。ここで過剰米から品質格差の問題が発生した。したがって、われわれとしては、その生産、流通に急激な変化をもたらすから導入すべきでないということで、その後の対策を要請しているわけであります。
ですから、何か特に東北、北海道の冷害地帯については積極的な、できるだけ被災者が働けるような仕事、細かい仕事でいいからやるべきだ。そのために自治体のイニシアを十分発揮してもらう。起債の枠をとって、被害の程度に応じて一定の枠を与えて、その中で個々のプランをつくらせる。そして、一々これは認可が必要ですから認可はしますけれども、そうしておいて仕事はどんどんさせるのですよ。
○政府委員(岡安誠君) 第三点のいわゆる救農土木事業についてでございますが、これは一般的に雇用機会の余り期待できない冷害地帯を中心に要望が強かったものでございますけれども、先般大臣からお答えいたしましたとおり、台風十七号等によりますサトウキビの被災地域におきましても、同様の趣旨によりまして実施基準等に適合するものにつきましては、必要に応じ実施することといたしまして現在検討中でございます。
○芳賀委員 次に、冷害地帯における規格外米の買い入れ措置の関係ですが、これはことしは例年より迅速に作業が進んでいるようです。
そこで救農土木事業等もただ冷害地帯だけじゃなくして、そういう地域も含めて御検討いただきたいということが一つ。 それからもう一つは、冷害地を御視察いただいたことで、冷害地の方々は非常に御期待をなすっていらっしゃる。私は実は二、三日前に、岐阜に友人の墓参に行ってまいりました。
したがって、私は春の予算委員会でも、積雪地には普通でも土地改良や地方公共事業は予算執行は雪の降るまでにやらなくちゃいけないと、こういうことを論議をし御答弁もありましたが、特に冷害地帯においては全部雪の降る地区でありますから、冬に仕事が回ってきても実際は手のかかる仕事はできないと思います。大臣が言われるように、人力を使う仕事は雪の降る前になるべくやらなくては効果が出ない。
たとえば冷害地帯は冷害地帯の米の問題なんか考えているみたいですけれども、サトウキビの場合は、私実際奄美の場合見てきたんですが、一番少ないところで二〇%、多いところあたりでは五〇%前後の被害を受けているわけです、減産の。
これは大体において、いままでの関連からいくと凶作地帯というか冷害地帯だけということになるのですが、これはそうではなくて、一応災害の起きたところは災害復旧事業をいまどんどん進めておりますから、ある程度公共事業的な金が流れていくわけでありますが、災害の起きていないところと、いまの冷害対策でやる救農土木というものが、一体農林省で考えているような程度のもので、来年の秋まで食いつなぎができる、出かせぎをしないでやれるということにはいっていないんじゃないか
御承知のとおり、今回視察した冷害地帯は、地元における他産業への就業の機会が少なく、従来から典型的な出かせぎ地帯となっております。
それからこれは直接の被害ではないが、大きな冷害地帯の農村等においては、その地元の中小商工業者等も相当経営上困難をきわめるということになるわけですから、こういう点についてはやはり制度に基づいた年末金融であるとか、経営のための資金の融通等については、これは通産当局ですが、農林省からもそれを指摘して、政府総体において十分な対策を講ずるようにしてもらいたいと思う。
そして七年間、研究の成果が実って、寒さに強い藤坂一号をつくり出し、これが全国の稲作に大きく寄与して冷害地帯に稲作が広がっていきました。こうした過程の中で試験研究陣がふ系一号から二〇号まで改良して出されて、昭和二十四年にふ系二〇号を藤坂五号という銘柄にして出したのであります。これは寒さにも強く、収穫も上がり、つくりやすい。
同時、タンクにためておきますれば、これもやはり温度が上がりますし、冷害地帯なんか、ことにこの問題考えてもらいたいと思うのです。 それと先ほど申しましたビニールたんぼの問題も、これはもう肥料の合理化、水の合理的使用、現実にこれをやっておるところは反収二割くらい上がっておるのですね、成績は。ただビニール張るだけのことでございまして、たいした労力はかからない。
○相沢委員 北海道内における適地適作を進めれば、やはり不安定地帯というものは、米作から酪農あるいは畑作へ切りかえてほしいという要望がどうしても道内でも高まるし、また、そういう方向に進まざるを得なくなるということなんですが、今回の冷害地帯を見ても、同じ冷害の被害を受けたにしても、米作農家と畑作農家ではその痛手の度合いが違うということです。
これは政府の適切な施策ももちろんあったわけでありますけれども、その前に、北海道の農民の方々が、非常に長い間辛苦に耐え、そして冷害地帯あるいは非常に異常な気象地帯であります北海道の中で農業を開発し、今日まで積み上げてまいりました御努力のたまものでありまして、まさに汗と血の結晶が今日の北海道の農業を形づくっておる、かように申し上げても差しつかえなかろう、私はこういうふうに考えておるのであります。
この今年の梅雨の見通しの間違った点、こういったことについて、どのような原因があったのか、見通しについて、どういう原因でこのように梅雨が早く終わったのか、ひとつこの点を明らかにしていただくということが一つと、もう一点、東北地方の冷害地帯、これについても農林省に質問するつもりでありましたけれども、時間がございませんので質問は省略して、低温による今回の東北地方の冷害等の、たいへんな、史上二番目というような