1989-11-30 第116回国会 参議院 建設委員会 第2号
○政府委員(近藤徹君) 工業用水等その目的によりまして、例えば冷却用水等は必ずしも塩分が混入しないことが条件とは限りませんから、その目的によって違うと思います。ただ、塩分を含まないことを必要とするものについては、汽水域より上流でとることが原則であると思います。
○政府委員(近藤徹君) 工業用水等その目的によりまして、例えば冷却用水等は必ずしも塩分が混入しないことが条件とは限りませんから、その目的によって違うと思います。ただ、塩分を含まないことを必要とするものについては、汽水域より上流でとることが原則であると思います。
これには冷却用水等で公共用水域に直接放流するのが合理的なものや、排出量多量の場合には工場が単独で処理する方が適当であるもの、こういうようなものについては工場排水を除外する、してもよろしい。建設省がきちっとこういうようなたてまえを出しているわけです。 〔委員長退席、水田委員長代理着席〕 ところが、みんな入れなければならない、こういうようなことはおかしいじゃありませんか。
まあしかし、近年は冷却用水等には使える水として海水の真水化は可能であるという見通しがついておるわけでございます。
さらにこれを強化して、特に都市用水のうち冷却用水等に使う工業用水の一部、あるいは車を洗う洗車、あるいはもう一つは水洗便所に使うのを、上水道を使うというよりもこれを回収した水でやるべきだという議論もありまするので、これはそれぞれ検討いたさせます。
しかも工業用水の場合に問題になりますのは、水の量はもちろんでありますが、温度と、いう点も実は非常に問題がございまして、冷却用水等を使っております工場等におきまして、工業用水の温度というものがどうしても上がりますので、そういう点も十分考慮を加えなければならない点でございます。