2021-03-18 第204回国会 衆議院 経済産業委員会原子力問題調査特別委員会連合審査会 第1号
今回話題になっている柏崎刈羽一号機においても、例えば平成十八年、崩壊熱を取る冷却ポンプというのがありますけれども、そこの能力が落ちていて十分な循環量を確保できないという数値があったにもかかわらず、その数値をげたを履かせて、基準適合ですというふうに言って発表して通したというような事例が、福島でも柏崎刈羽でも、東京電力御自身がしている。
今回話題になっている柏崎刈羽一号機においても、例えば平成十八年、崩壊熱を取る冷却ポンプというのがありますけれども、そこの能力が落ちていて十分な循環量を確保できないという数値があったにもかかわらず、その数値をげたを履かせて、基準適合ですというふうに言って発表して通したというような事例が、福島でも柏崎刈羽でも、東京電力御自身がしている。
この平成十四年や十八年において、まさに福島の格納容器の気密性を偽装したり、柏崎刈羽の冷却ポンプの健全性を偽装したり、そうした体質がいまだに改まっていない点が、非常に根深い、体質として継承されてしまっている、ここを今回の検査で是非チェックをしていただきたい、改めるべきところは根っこを絶っていただきたいと私は思います。 もう一つお伺いします。
試算数値の津波が起きた際には冷却ポンプは確実に水没し、機能を果たさない状況であり、東電は危険を予知しながら回避を先送りしたのであります。危険の先送りは信頼の先送りと軌道を一にするものであり、ここで指摘をしておきたいと思います。 その一事を見ても、原発に対する国民の信頼を取り戻すことがいかに重要であるか認識いただけると思います。
実は、十一月の二十二日に、ちょうどその日は福島県と茨城県でマグニチュード七・三の地震がございまして、津波も心配されている中、東京電力の福島第二原発の三号炉で冷却ポンプがとまるという出来事がございました。
まず、田中委員長、きょう、田嶋委員とのやりとりの中で、今回、冷却ポンプがとまったことについて、本来とまるべきでなかったものがとまってしまったんだみたいな、これは起こってはいけないことが起こったんだみたいなことを田嶋委員がおっしゃいました。
私も、今回、冷却ポンプがとまったというニュースについては、私はその実態をよく存じ上げませんので、大変心配をしましたが、すぐに再開できたという点で、東電の不断の御努力、あるいは規制庁、経産省の関係の皆様に感謝を申し上げたいと思います。
余り詳細には申し上げられない面もありますけれども、具体的な点をちょっと御紹介しますと、原子力施設の周辺には立入制限区域、周辺防護区域を設け、フェンス、センサー、監視カメラ等を設置し、警備員による巡視を実施する、それから、海水冷却ポンプ等の屋外の重要な設備、原子炉建屋内の重要な設備を大きな衝撃から守るため、周辺に防護壁を設置すること、それから、出入り口における身分証による従業員等の本人確認、金属探知機等
さらに、海水冷却ポンプなどの屋外にある重要な施設、あるいは原子炉建屋内の重要な設備を大きな衝撃から守るために、周辺に防護壁を設置することなどを規制要求として求めているところでございます。 これらの措置につきましては、原子力規制委員会が、事業者の実施します核物質防護措置の内容や体制について審査を行うとともに、とられている措置の有効性について定期的に検査を行うということとしております。
また、海水冷却ポンプ等の屋外の重要な設備でございますとか原子炉建屋内の重要な設備を大きな衝撃から守るため、周辺に防護壁を設置することなどを求めているところでございます。 これらの措置については、当然のことながら、大間原発についても要求をするということになりますし、規制委員会として、この防護措置の内容、体制について審査をし、さらにその有効性について定期的に確認をしていくということになります。
その満足されている中に、新基準で、シビアアクシデント対策としてPWR、加圧水型軽水炉へのフィルター付きベントの設置であるとか、緊急時の制御室、非常用電源、冷却ポンプなどを備えた特定安全施設の建設、義務付けられていますよね。そういうものも含まれていますか、世界最高と言われる中には。
その第五版に基づきまして、具体的には、原子力施設の周辺に立ち入り制限区域、周辺防護区域を設け、フェンス、センサー、監視カメラ等を設置して、警備員による巡視を実施するとか、海水冷却ポンプ等の屋外の重要設備につきまして一定の防護措置を施すとか、あるいは、出入り口における身分証による従業員等の本人確認、金属探知機等による探知の実施、例えば、原子力発電所の重要な部分に爆弾が持ち込まれないとか、そういった観点
具体的には、原子力施設の周辺に立ち入り制限区域、周辺防護区域を設け、フェンス、センサー、監視カメラ等も設置し、警備員による巡視を実施すること、さらに、海水冷却ポンプ等の屋外の重要な設備、原子炉建屋内の重要な設備を大きな衝撃から守るために、周辺に防護壁を設置すること、さらに、出入り口における身分証による従業員等の本人確認、金属探知機等による探知の実施、重要な設備の周辺で作業する場合には二人以上で行うこと
さらに、海水冷却ポンプ等の屋外の重要な設備、原子炉建屋内の重要な設備を大きな衝撃から守るため、周辺に防護壁を設置すること。出入口における身分証による従業員等の本人確認、金属探知機等による探知の実施、重要な施設設備の周辺で作業する場合には二人以上で行うことなどを我が国の国内規制に取り込んでいるところであります。
さらに、海水冷却ポンプ等、屋外の重要な施設、あるいは原子炉建屋内の重要な設備に対して、大きな衝撃があった場合に機能不全になると困りますので、そういった点については、周辺に防護壁を設置するというようなことも求めています。
また、海水冷却ポンプとか、そういったハード面で重要な施設につきましては、原子炉施設内の重要な設備とかそういうようなものを大きな衝撃から守るため、周辺に防護壁を設けるというようなことも行っております。
あるいは、海水冷却ポンプ等が屋外にありますので、そういった重要な設備、あるいは原子炉建屋内の重要な設備についても、テロリストの大きな攻撃から守るため、周辺に防護壁を設置するというふうなことも求めております。 それから、出入り口においては、身分証による従業員等の本人確認、金属探知機による探知の実施、それから、中で作業する場合には二人以上で行うというようなことで対策を進めております。
これによりまして使用済み燃料プールの冷却ポンプが停止いたしまして、プールの冷却が停止した、こういった状況にあったものでございます。 以上でございます。
完了したのは非常用の電源や冷却ポンプの多様化など必要最小限の対策までであって、緊急時の指揮所となる免震施設の建設、これは三年先ですし、放射能除去フィルターの設置もまだです。防潮堤のかさ上げもまだできていないと。これでどうして大丈夫だと、炉心損傷を起こさないと言い切れるのか。いかがですか。
実際、昨日の四号機の水素爆発や、五号機の冷却ポンプ停止、汚染水の漏れ、そして冷却停止も工程どおりに進むか全く分からない、予断を許さない状況が続いているのです。福島の住民にとってはまだ非常事態が一日も途切れることなく続いているのです。そんな中で、国際基準作りに貢献したいという言葉は、己の置かれた立場を全くわきまえない、のんきな発言です。
これは、発電した電力を送る方と、原発が事故をやったときに、二次冷却系のポンプを回す電源として、外部電源が断たれてしまう、内部もアウトになりますと、自然崩壊熱を除去する二次系の冷却ポンプは動かなくなるんですね。
これは、原子炉から出てまいります水蒸気を用いて、蒸気タービンで原子炉隔離時冷却ポンプを動かしまして、サプレッションプールの水で冷却をするというやり方で、これが機能すると考えております。また、加圧水型原子炉の場合も、同様な形で補助給水系を稼働させて原子炉の崩壊熱を除去できるというふうに考えております。
あのTMIの場合だって、私はここですべてを復習しようというようなつもりはないわけですが、ただ大事な点だけをちょっとピックアップして見ておくと、あのときも最初は二次冷却ポンプの停止から始まっているわけです。 大事な部分でいきますと、原子炉容器内の一次冷却水が逃がし弁から逃がしタンクへ大量に出た。それはさっき委員長おっしゃっていたですね。
したがいまして、現在までにいろいろと行いました点検については、原子力発電所そのものの設備についての機能、これは動いているとまっているにかかわらず、その空気制御系の点検、それから一次冷却ポンプの点検、それから補助給水系の点検ということは直ちにやらせております。
○吉田正雄君 それでいまの点に関連してですけど、二次冷却水の完全停止というこの重大な事態というのは、予備も含めた主冷却ポンプ及び補助ポンプのすべての作動を不能にしたいわゆる共倒れ故障なんですね、これによって発生したと考えられるわけですよ。もし、それが伝えられるような空気作動弁の故障だとすると、これはめったに起こり得ない故障だということは言えないわけですね。
それから六番目に、原子炉冷却水ポンプの振動による損傷を防ぐために途中で原子炉冷却ポンプを停止させたということがありますが、これはちょっと五番目と関連がありまして申し上げましたが、振動を起こしましたのは、そういう気泡等が入りまして、炉水の中の気圧がある程度下がり、気泡も発生したのではないかと思いますが、キャビテーションという振動現象を伴う問題が起こってまいりまして、それをそのために停止させてしまったということであります