2002-08-07 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
ということになりますと、文科省は、こうしたことをやはりまず、現物も確かめていない、冲永総長自身にも確かめてもいない、それでこういう文科省の調査報告書になっている、概要になっているということで、先ほど来、事務局長の責任と判断でやった、それを覆すような事実はなかったと言い切っているわけでしょう。ちゃんと調査していないじゃないですか。一体文部省はどんな調査をしたんですか。
ということになりますと、文科省は、こうしたことをやはりまず、現物も確かめていない、冲永総長自身にも確かめてもいない、それでこういう文科省の調査報告書になっている、概要になっているということで、先ほど来、事務局長の責任と判断でやった、それを覆すような事実はなかったと言い切っているわけでしょう。ちゃんと調査していないじゃないですか。一体文部省はどんな調査をしたんですか。
それと、冲永総長自身は関与していないというのは、先ほど申しましたように、七月十六日に文書で私どもに報告があったわけでございまして、それも含めて、先方の主張はこうであったということでございます。
それから、冲永総長自身は入院中で、私どもも面会できませんでしたので、御本人から確認には至りませんでしたけれども、さきに七月十六日付で大学の理事長から報告いただいておりますいわゆる口ききの関係について言いますと、総長も含めてそれを受けていないということでございまして、私どもとしてはそれ以上なすすべがないという状況だったのでございます。
まさに裏口入学、寄附金のためのこういう判定のシステムをつくっているということであるわけで、だから、冒頭申し上げましたように、冲永総長自身が、私は知らないなんということはあり得ないんですよ、そこは総長のところでやっているんですから。それを知らないということで済ますという、それをそのとおりに受けとめるというのは、これはもうよほどどうかしていると言わなければならないというふうに思うんですね。
いろいろな実態が言われてきたわけでありまして、それに冲永総長自身が関与している、このことも明らかじゃないでしょうか。
ただ、先般、国税当局の調査もありまして、それを受けた精査で、どうも一部合格発表前に寄附金の収受があったようである、ただ、それは亡くなった事務局長が処理していたので、詳細はさらにわからない、冲永総長自身は関与していないということでございました。