1957-11-09 第27回国会 衆議院 農林水産委員会林業に関する小委員会 第2号
同時に従来は生産の八割五分までは冬山生産ということであったのでありますから、夏山の労務の経験もなく要員もないという状況であったのでございますが風害の整理期間中に夏山の労務も確保できる、さらに夏山の事業というものにも習熟して参る、さらにこれらを行う意味においてかなりの機械化も進んで参るということでございますので北海道林業を今後考える場合の生産量の基礎づけというふうなものは、風害前と今日とでは大きく様相
同時に従来は生産の八割五分までは冬山生産ということであったのでありますから、夏山の労務の経験もなく要員もないという状況であったのでございますが風害の整理期間中に夏山の労務も確保できる、さらに夏山の事業というものにも習熟して参る、さらにこれらを行う意味においてかなりの機械化も進んで参るということでございますので北海道林業を今後考える場合の生産量の基礎づけというふうなものは、風害前と今日とでは大きく様相
ところが、まあおもに夏山生産あるいは冬山生産といっておりまするが、まあ春の時期あるいは秋の時期に伐採をするということに相なるわけでございまして、そういうことになりますというと、やはり年間の適当なときにできるだけ回数を適当にふやしまして、そうして受け付けができるという道を与えることが、これが森林所有者の側にとってもけっこうですし、森林生産に当る木材業者、製材業者の側にとっても非常にけっこうだ、こういうふうに
現在は整理第二年度目の冬山生産がさなかでございます。これができましてほぼ半数の処理ができる、こういうことでございます。大体伐採、搬出それから道外への輸送、貯材、こういった関係につきましては計画通りに進捗いたしております。
ただし御承知のように現在冬山生産事業が進行中でございますが、これらのものが雪解けと同時に一時に大量に道内の各市場に流入するということになりますと、一般的な材質の低下の問題もこれにからみまして、かなり価格面における大幅の変動がその時期にはあり得るじゃなかろうか、かようなことを考えながらその対処策に努めておるという状況でございます。
その生産形態については、需給の調整、金融難緩和の意味で、直営生産方式を拡大することとし、従来の冬山生産を主体としていたことを逐次夏山生産へ移行し、生産の時期的な均衡をはかる計画であることが明らかになりました。
国有林だけに例をとってみましても、千三百万石ベースの経常生産の場合におきまして、冬山生産は直営生産の場合におきましても八五%、立木処分の場合に一〇〇%冬山であります。ところが今回の処理におきましては、約八割増の二千三百万石を三十年、三十一年度にわたってやろう。こういうことを考えておるわけであります。そういうことになりますと、勢い冬山一辺倒というような作業方式では、これだけの大量処理はできない。
さらに造船用の資金の確保も困難だということで、これは毎年のごとく北海道においては冬山生産のための必要な資金計画ということが東京にも持ち寄られまして、いろいろと私ども相協力いたしまして資金調達の問題を解決して参つたのでありますが、本年度といたしましては、何といいましても将来の見通しというものが非常に不安定だということと相関連いたしまして、道内における資金調達の問題が、従来道内の金融機関等で資金を調達して