1976-09-30 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
まず高富町でありますが、当町では千六十七ミリという集中豪雨に遭い、山林が至るところで崩壊し、その土石流が鳥羽川に流れ込み、その結果、同河川が至るところで決壊し、町全体に流れ込み、家屋の浸水、田畑の冠水、流失等、住民生活に甚大なる被害を与えました。
まず高富町でありますが、当町では千六十七ミリという集中豪雨に遭い、山林が至るところで崩壊し、その土石流が鳥羽川に流れ込み、その結果、同河川が至るところで決壊し、町全体に流れ込み、家屋の浸水、田畑の冠水、流失等、住民生活に甚大なる被害を与えました。
また落石や土砂崩壊の多発する危険個所が四百二十地点、冠水、流失、決壊など水禍に見舞われがちな危険線区が二百五十三か所、橋やずい道の老朽化が百九十三か所、路盤軟弱地帯が百八十三か所、信号の確認困難な見通し不良個所が百七十三か所あり、火災などが発生すると大惨事になりやすい延長二キロ以上の長いトンネル四十八か所」こういうように指摘しておる。
あるいは、「水源付近の保有林が宅造が進んでなくなれば、土砂の流出はさらに激しくなり、地区全体が冠水、流失する危険もある」と、こういうふうにも指摘をされておるし、汚水などが新興別荘地から流れてくると、付近一帯のイチゴ畑も大きな被害を受ける」と、生活のかてであるイチゴ畑が壊滅するのではないかという指摘もある。これらに対する手だてというのはなされていない。
今回の災害は、穴吹町、脇町はじめ吉野川上流の地区において著しく、岩津地区より下流は堤防が整備されているものの、上流は自然のまま放置され、昔から洪水のたびに自然の暴威にさらされてきたとのことで、今次災害においても、田畑の冠水、流失によって農作物等に大きな被害を見ております。
今回の災害の特色は、時間雨量六十ミリから八十ミリに達する集中豪雨が、特に八月二十九日深夜に降り続いたことであり、この豪雨により山地では至るところに山腹崩壊が生じ、河川、谷は土砂が埋寒し、これが非常な洪水量のためことごとく鉄砲水となり、特に山間部において多くの人命損傷を生じたほか、河川下流平野部においては、田畑の冠水、流失、土砂堆積を生じたことであります。
さらに農耕地は三千七百ヘクタール以上冠水流失、というのですから、流れてしまったわけですね。それから横浜、鎌倉両市には災害救助法が発動されましたし、たいへんなことになったわけです。これは三十三年の狩野川台風というのがございました。あのときにもたいへんなことになったわけですが、その後の三十六年の集中豪雨、さっき大臣がちょっと言っておられましたが、これを上回るような大被害になってしまったわけですね。
この島においても家屋の破損、倒壊が至るところに散見され、道路の決壊、橋梁の流失、田畑の塩害、冠水、流失、果樹の被害等まことに目をおおう惨状でありました。
田畑の冠水、流失、埋没等もかなり出ております。 道路の損壊、橋梁の流失、あるいは堤防の決壊、山くずれ、がけくずれ等もかなり出ております。
建物関係の被害額は約三億三百万円、農林関係の被害額は約五十二億四千六百万円、その内訳は、農業被害として田畑の冠水、流失等十九億一千五百万円、耕地被害として農地、農業用施設、水路、橋梁、農道等十八億五千五百万円、林業被害として、林道、林地崩壊、林業施設等十四億六千五百万円、畜産被害として約一千万円。
それから田畑の冠水、流失が相当にございます。これによります罹災世帯数は五千九百六十九世帯、罹災者の総数は二万八千九百五十八名となっております。警察のほうの出動警察官の数は、各県を合わせまして、延べ四千六百七十八名を動員いたしまして、罹災者の救出、救護及び検視に当たったわけでございます。
これがため各所に河川のはんらん、堤防の決壊が起こり、道路、鉄道の寸断による交通の途絶、浸水、家屋の流失等による被災者の続出、田畑の冠水流失等、被害が相次ぎ、特に大牟田地域における被害は激甚をきわめております。被害の大きかった大牟田市、山田市、高田町、瀬高町の四市町に災害救助法が発動されました。 被害状況を申し上げますと、死者二名、重軽傷者十二名、被害総額約六十一億二千万円余に及んでおります。
農林水産関係におきましては、農作物の被害は、冠水、流失埋没、土砂流入等により七千七百万円、耕地については二百二十九カ所、一億一千万円、その他林業、畜産、水産関係の被害を合わせ、二億九千万円に及んでおります。商工関係におきましても、河川のはんらん、排水の不良により、二百四十九工場、三千四百六十商店が被災をいたし、それぞれ推定四億五千万円、五億七千万円の損害を受けております。
被害の内容は、そのほとんどが建物、工場機械、商品、原材料等で、浸水による冠水、流失被害でありますが、罹災商工業者の大部分は中小規模の経営で資本力に乏しく、自己資金による復旧は困難であります。ことに被災地域にマーケット集団地域が含まれておりますが、これらは大多数が引揚者で、飲食店、行商、理髪店等を営む者が多いのでありまして、その自力回復はきわめて困難であります。
但馬地域では、円山川を初めとして、岸田川、矢田川、八木川等の諸河川が、丹波地域では篠山川、佐治川、竹田川の諸河川及びこれらの支流が相次いではんらんし、家屋、工場等の倒壊、流失、埋没、浸水、堤防の決壊、道路及び橋梁の損壊、林地の崩壊、田畑及び農作物の冠水、流失等による被害総額は、十月八日現在で実に百十億円余に達しているといわれました。
さらに、農作物の被害の状況でございますが、これは統計調査事務所からの報告でございますが、それによりますると、被害は、田畑の冠水、流失、埋没によるものが大部分でございまして、その地域は二十六府県にわたっておるのでございます。特に被害のひどかったのは、宮城、秋田、新潟、山口、福岡、佐賀、長崎の諸県が大きくなっております。
農作物関係の被害の概況は、まだ十分の調査ができておりませんが、現在統計調査部におきまして調査を進めておりまするが、水陸稲の倒伏、浸冠水、流失、埋没等を初め、その他作物の倒伏、落果等の被害がかなり出ておる模様であります。 被害範囲は東海以東の東日本にわたり、倒伏の程度は、二十一号台風が多く、二十二号台風は少かった模様であります。
次に、農作物関係の被害状況でございますが、現在、農作物関係の被害状況につきましては統計調査部において調査を進めておりますが、水陸稲の倒伏、浸冠水、流失埋没等を初め、その他の作物の倒伏、落果等の被害がかなり出ております。被害面積は、東海以東の東日本にわたっておりまして、倒伏の程度は二十一号台風が多くなっております。二十二号台風は少かった模様であります。
南信地方を中心に冠水、流失、埋没、井せきのたくさんの被害がありまして、刻々に被害額の増大が報告されておりまして、私どもの方からは今人を派遣して現地調査中でございます。統計調査部で調べていることもございますが、よく実情把握をすみやかにいたしまして、お話のような御趣旨に沿うように努力をしたいと思っております。他の局の方にも省内連絡をいたします。
この水害によりまして、相当数の死傷、行方不明者を出したのみか、家屋被害は一万九千八亘戸に及び、水田、畑地の冠水、流失、埋没は実に五万六千余町歩に及んでおるのでありまして、そのほかにも、山林、河川、橋梁等、直接損失のみでも約百億円に達すると推定せられておるのであります。
なおこれはもうすでに新聞紙上で御承知でありますから省略いたしますが、水田、畑地の冠水、流失、埋没、それらは相当の数に上つておりますし、全壊、流失の戸数、半壊あるいは冠水、床下の浸水、床上の浸水も相当の数に上つております。