1980-03-21 第91回国会 衆議院 法務委員会 第8号
それぞれの供述の内容等は新聞報道等でも出ておるわけでございますが、その要点を申しますと、大久保被告人関係ではすでに御報告申し上げたとおりのようなことでございまして、おおむね検察官の冒頭陳述書記載の事実に沿うような供述と言ってよろしいかと思いますけれども、檜山被告人関係では必ずしも捜査段階の供述と一致するような供述が得られていないというようなこともございます。
それぞれの供述の内容等は新聞報道等でも出ておるわけでございますが、その要点を申しますと、大久保被告人関係ではすでに御報告申し上げたとおりのようなことでございまして、おおむね検察官の冒頭陳述書記載の事実に沿うような供述と言ってよろしいかと思いますけれども、檜山被告人関係では必ずしも捜査段階の供述と一致するような供述が得られていないというようなこともございます。
大久保被告人は、丸紅とロッキード社との関係、丸紅の全日空に対する大型ジェット機の売り込み状況など、本件の背景あるいは本件に至る経緯、田中被告人に対する五億円の贈賄の謀議及び同人に対する請託と賄賂の約束の経過、五億円を贈与した状況、米国上院のチャーチ委員会におけるコーチャン証言に対する丸紅幹部の対策状況など、本件の全般にわたりましてほぼ検察官の冒頭陳述書記載の事実に沿う供述をいたしておりますが、五億円
右各証人尋問におきまして、大久保利春証人は、全日空が機種をトライスターに決定した旨発表した昭和四十七年十月三十日の前夜、コーチャン氏に対して三十ユニットをロッキード社から支出してもらいたい旨交渉し、その同意を得、右の金銭の授受について打ち合わせたことなどにつき、ほぼ検察官の冒頭陳述書記載の事実に沿う証言をいたしました。
○伊藤(栄)政府委員 満足、不満足というと評価になるわけでございますが、冒頭陳述書記載の関係を立証するにはこの証言ではなお不十分である、こういうふうな見方をしております。