1974-04-25 第72回国会 衆議院 社会労働委員会 第21号
こういうことからいろいろ自分たちの体験の中から出されて、新しい分野のものとして、特に原爆症は数年後にあらわれる、数十年後に遺伝としてあらわれるというようないろいろなそういうものですので、特に都築博士という方のいわれる原爆後影響症という形、原爆症そのものではないけれども、後にその影響によって続発したものと思われる白血病、再生不能性貧血等を称す、そうした原爆後遺症あるいは原爆後影響症というものを含めて考
こういうことからいろいろ自分たちの体験の中から出されて、新しい分野のものとして、特に原爆症は数年後にあらわれる、数十年後に遺伝としてあらわれるというようないろいろなそういうものですので、特に都築博士という方のいわれる原爆後影響症という形、原爆症そのものではないけれども、後にその影響によって続発したものと思われる白血病、再生不能性貧血等を称す、そうした原爆後遺症あるいは原爆後影響症というものを含めて考
そうして、ベンゾールは骨髄を冒し再生不能性貧血を起すのであるが、患者の顔色が悪いこと、皮膚に斑点ができること、頭痛、食欲不振などを訴えてくる、白血球及び血小板の減少が著しい、赤血球もまた減少する、こういうことが書いてある。
○美甘参考人 いわゆる再生不良性貧血、再生不能性貧血というのは、ごく重症な貧血でございます。もう一つは、白血病が統計的にもふえておるという事実がございます。これは一定の線量を受けて、長い間たちますと、造血臓器にそういうような変性あるいは悪性化が起ってぐる。
どういうことが起るかといいますと、これもすでに言われておりますように、血液の方ですと、白血病だとか再生不能性貧血だとかいうものが、何年かたってなおったがごとく見えたところから起ってくることがあります。全員起るという意味ではありませんから、これはお間違いにならぬように願います。それからガンいわゆる腫瘍といっておりますできものの発生率が非常にふえて参ります。
第二の「処方せんを交付することが診療又は疾病の予後について患者に不安を与え、その疾病の治療を困難にするおそれがある場合」、これは比較的簡単でございまして、ガン、肉腫、白血病というような工合に、その結果が結局死に至るというような疾患、あるいはこの再生不能性貧血とか、あるいは血友病等のごとく直ちにこれが死亡を招くというものではございませんが、非常に治癒が困難な病気であるというような場合に、そしてそのおのおのに
従いましてわれわれは、再生不能性貧血、再生不良性貧血と言うと、赤血球がずつと減つたという状態な連想させますので、再生不能性貧血、再生不良性貧血と言うが、学問的にはかわらないのでありますけれども、それでも骨髄の機能が非常に弱くなつてしまつて、あるいはまつたなくなつてしまつたというように表現しておるわけであります。