2015-04-08 第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
つまり、国内設備投資と海外への投資、これを比較考量してみることが大変重要であるということを今私は申し上げているわけでありますが、海外設備投資は増加する一方、国内設備投資は低迷したのは事実でありまして、例えば自動車産業では、海外市場向けの現地生産を超えて、円高環境に対応して国内販売用の一部車種について逆輸入を始めました。
つまり、国内設備投資と海外への投資、これを比較考量してみることが大変重要であるということを今私は申し上げているわけでありますが、海外設備投資は増加する一方、国内設備投資は低迷したのは事実でありまして、例えば自動車産業では、海外市場向けの現地生産を超えて、円高環境に対応して国内販売用の一部車種について逆輸入を始めました。
特に、今日、日本は莫大な貿易黒字によって世界各国から非難をされ、東京サミットでは一層の円高環境がつくり出され、諸外国から内需拡大政策への強い要求が提出をされたのであります。このままいけば、本年度の経済見通し、名目五・一%、実質四%の達成は不可能であり、既に民間経済調査機関では実質二%台の予測を発表しているのであります。今、経済の縮小を選ぶのではなくて、その拡大を求めるべきであろうと考えます。