1980-04-17 第91回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
そしてまた、為替相場の変動が、きょうこそいま二百四十八円ぐらいにまたなっておりますものの、あの二月、三月、いわゆる円防衛対策をも出さなければならないような状態でありました。
そしてまた、為替相場の変動が、きょうこそいま二百四十八円ぐらいにまたなっておりますものの、あの二月、三月、いわゆる円防衛対策をも出さなければならないような状態でありました。
各国と協調して行った円防衛対策はそれなりの効果があったが、その後アメリカのインフレ対策によって減殺されたと思う。変動相場制なので、先行の確たる見通しは困難であるが、急激な市場の変動には機動的かつ適時適切な措置を講じていく。産油国からの資金流入については、特定の金融資産に集中せず、バランスのとれたものになることが資金の安定から見て望ましいと考えている。」との答弁がありました。
きょうは二十一日でまだ寄りつき程度でございますけれども、非常にその円防衛対策によりまして、円はプラス〇・九、プラス〇・三、プラス〇・四というふうに動いておりますし、そして、ドイツ・マルクはマイナス五・七、マイナス五・二、マイナス四・九、スイス・フランがマイナス四・〇、マイナス三・六、マイナス三・一、したがいまして、アメリカのとった緊急インフレ対策と、そうして日本の公定歩合の第五次引き上げというものが
去る二日決定をされ三日から発動されましたいわゆる円防衛対策の実施にもかかわらず、また今日円がなお弱含みという形であるだけではなくて、下落しているという現状になっています。こうした事態、こうした緊急対策を発動された日銀当局といたしましては、この効果についてどういう評価をされているかお伺いをいたします。
初めにお尋ねいたしますけれども、三月二日の円防衛対策の結果、円は多少盛り返して二百四十七円あるいは二百四十八円程度になっております。日銀はこの防衛対策の効果をどのように評価されているのか、それをまずお尋ねいたします。
不可能でありまするが、これは、着実にそういう国際収支対策を進めますので、傾向といたしましては、世界各国も円の将来に対して安心されるような状態が出てくる、こういうふうに確信しておりますが、その辺が円防衛対策として、最大のきめ手になっていく、こういうぐあいに考えております。
ところがいまの局長のお話ですと、これは相当長期化するであろう、こういうことで、これに関連をして円防衛対策八項目、いわゆる資本並びに貿易の自由化ですね、これらについてはやはり第一回の委員会のときに大蔵大臣は、これは円圧力回避だけじゃないのだ、したがってこれはもう堅持していくんだ、基本どおり進めていくんだ、こういう答弁をされましたし、田中通産大臣はこれに対して、時点が変わったんだから当然考えなければいけない