2017-06-13 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
もう一方の資産の圧縮を行うという場合には、今、先日も御答弁ありましたけれども、日銀の円貨建て債の評価については時価ではなくて償却原価方式を取られているということであります。これは、市中金利が上がったとしても、一挙に含み損が赤字になるというわけではなくて、実質は売却をしたときにその含み損が実現するというような仕組みになっているということでございます。
もう一方の資産の圧縮を行うという場合には、今、先日も御答弁ありましたけれども、日銀の円貨建て債の評価については時価ではなくて償却原価方式を取られているということであります。これは、市中金利が上がったとしても、一挙に含み損が赤字になるというわけではなくて、実質は売却をしたときにその含み損が実現するというような仕組みになっているということでございます。
○金澤政府委員 外国債をどういうスタンスで運用していくのかということでございますが、外国通貨で運用するということは当然あるわけでございますが、為替リスクのない円貨建て債というふうなものもございます。そういうものもやっていきたい。それから、多数の通貨にもちろん分散投資してまいりたい。
それから、為替リスクのない円貨建て債というふうなものもございますし、分散投資をやるということも考えられます。 いずれにしても、簡保が行う外債投資というのは、信用度が非常に高くて流動性が非常に高い国債とか国際機関債等を中心に運用してまいりたいというふうに考えております。その際には、為替リスクというものを十分念頭に置きながら対応してまいりたいというふうに考えている次第でございます。
しかしながら、今先生御指摘のように、近年の急激な円高の状況の中で為替評価損によるデメリットも大きくなっているということで、目下のところ、為替変動リスクのない円貨建て債を中心にいたしまして、為替動向を見つつ慎重に運用しているところでございます。
その内訳といたしまして、外貨建て債といたしまして、カナダドル建てカナダ国債が十四億円、円貨建て債では、フランス産業開発金融公庫債が二十五億円、欧州鉄道金融公社債が七億円、デンマーク王国債が二億円、フィンランド共和国債が十五億円、合計いたしまして六十三億円というところでございます。
それから円貨建て債、これがフランス産業開発金融公庫債というものでございますが、二十五億円でございます。さらに、第四回欧州鉄道金融公社債というもの七億円でございます。そして、第五回デンマーク王国債が二億円ということで、合計して四十八億円ということでございます。
○竹田四郎君 もう時間がありませんから、あと前川参考人に二問ひとつお願いをしたいと思いますが、一つは、日本の国内の問題だけじゃなくて、最近は円貨建て債ですね、こういうものがかなり発行が多くなってきております。これがさらに、今後やはりいまのような状態が続くということになりますと、私は多いだろうと思うんですね。
それから円貨建て債の問題も含まれていると、しかもあなたが各省庁と連絡をした上で決めたと、それを総理に報告をしたと、そして総理はいまはまた願望だというところへ問題を戻しているようでございますけれども、新聞に書かれている点は、総理は願望だと言ったかもしれませんけれども、その当時の十一月三日あたりの新聞を見ますと、これはぜひともやらなくちゃならぬというふうに新聞は書いてある。