1980-11-11 第93回国会 衆議院 決算委員会 第4号
そういうことで、私どもは、生活必需物資につきましては、できるだけ円建て輸入価格の動きが価格に反映されることが望ましいと考えております。 灯油につきましては、ただいま通産省から御説明がありましたように、四月以降の産油国のドル建て価格の引き上げと円の動きとの関連から、六月に千円から三千円ということで引き下げが行われてきております。
そういうことで、私どもは、生活必需物資につきましては、できるだけ円建て輸入価格の動きが価格に反映されることが望ましいと考えております。 灯油につきましては、ただいま通産省から御説明がありましたように、四月以降の産油国のドル建て価格の引き上げと円の動きとの関連から、六月に千円から三千円ということで引き下げが行われてきております。
これは先月調査いたしましたときに五品目でございましたので、二品目増加いたしておりますが、この中には、八月に円高がかなり進展をいたしまして、七月に対して六%ほど円建て輸入価格を下げるというようなことになったものでございますので、その関係でふえてきたという面がございます。そういうものについては、ある程度タイムラグなどの問題を考えていかなければならないと思っております。
このプロパンガスの円建て輸入価格は、CIF価格でこの一年間にトン約七千円程度下がっておるということは商工委員会で通産省も認めたところであります。そうすると、大体六百億円の差益がプロパンガスの段階で出てくる。野党の委員の追及では大体九百億ないし一千億という金額が出ておりました。
それが十二品目ございまして、円建て輸入価格が下がったものは二十三品目ございます。このうち実際に国内の小売価格が下がったものが十八品目ございまして、小売価格が上がっているか、または横ばいというものが五品目ございます。
これは一応了解したとして、今回の調査では、原料のコーヒー豆の円建て輸入価格が昨年の十二月に比べまして二〇・六%下がっているわけですが、小売価格は逆に上がっておるというような結果が出ておるわけでございますが、この二つの点についてはどのようにお考えですか。
○水田政府委員 ただいまの円高差益の還元の問題でございますが、日銀総裁のお話にもございましたように、昨年初めから円高が進行を始めたわけでございますが、当時から円高による円建て輸入価格の低下の効果を国内の販売価格の低下にできるだけ生かすということで、企画庁におきましては、農林、通産その他関係各省と緊密な連絡をいたしまして、昨年の六月と十二月、二回にわたりまして消費物資三十五品目について調査をして発表したわけでございます
もう皆さんの御発表のように、特にこのマグロ、エビ、タコが、円建て輸入価格がマグロについては一キログラム当たり五十一年の十二月と五十二年の十二月においては一六・九%も落ちておる。金額も六百八十五円から五百六十九円に落ちておる。それが今度は小売の段階においては五十一年十二月が三千三百三十円のものが五十二年十二月には三千四百九十円、逆に四・八%も上がっておる。
その結果、実はその時点では輸入品の価格が、円高にもかかわらず、輸出価格、FOB価格がドル建てで上がったというのが相当ございまして、結果といたしまして三十五品目の中で円建て輸入価格が上がっていたものが二十品目ございました。それから、円高の効果というのがありまして、輸入価格が下がっていたものが十五品目あったということでございまして、輸出価格それ自体がかなり上がっているという事実も発見いたしました。
そこで、その辺を勘案して、現在の石油価格が実際の円建て輸入価格の推移に対応したものかどうかということを私どもとしては六月の時点で調査したわけでございますが、その時点では、円高の影響とOPECの値上げの影響とが相殺された形になっていて、大体、コストに当たる円建ての輸入価格はほぼ横ばいに来ているというふうに判断したわけでございます。
それから、調査結果の概要は、一ページの下からあるわけですが、まず円建て輸入価格の動向がどうなっているか。それから二ページの真ん中に、それでは国内の小売価格の動向はどうかということで、二つに分けて整理をしてございます。 まず、円建て輸入価格のところでは、今回取りまとめました三十六品目につきましては、本年初来の円高傾向等を反映して、十五品目の円建て輸入価格が低下を見ている。
まず、輸入価格の動向を見ますと、本年初め以来、円高傾向を反映して十五品目の円建て輸入価格が低下しております。しかし、一方、外貨建て輸入価格そのものの上昇が大きかったため、円高にもかかわらず円建て輸入価格が上昇しているものが二十品目に上り、円建て輸入価格が下落している品目数を上回っております。
第四に、今回の措置が一面多大の犠牲を払いながら行なわれた反面、物価抑制的効果をもたらすことは明白であり、現に前回の変動相場制移行と多国間通貨調整によっても、四十六年八月からの一年間に円建て輸入価格は八・二%の低下を示しているのであります。また、物価安定政策会議も輸入インフレの防遏のための為替政策の運用を提唱しております。