1986-02-15 第104回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
昨年の円ドル相場の動きを振り返ってみますと、年初は前年からの円安地合いを受けまして二百五十二円近辺で取引が始まりましたが、二月の中旬、ちょうど今ごろでございますが、二月の中旬には二百六十三円四十銭というところまで円安となりました。年間最安値となったわけでございます。
昨年の円ドル相場の動きを振り返ってみますと、年初は前年からの円安地合いを受けまして二百五十二円近辺で取引が始まりましたが、二月の中旬、ちょうど今ごろでございますが、二月の中旬には二百六十三円四十銭というところまで円安となりました。年間最安値となったわけでございます。
このような措置は市場の不安心理、円安心理、それを落ちつかせる上で効果があったと思いますが、目下のところは先ほど申しましたような全面的なドルの堅調、そういう状態でございまして、したがいまして為替市場での円安地合いに基調的な変化はまだ見られない、こういう段階でございます。 景気の方は依然底がたく推移しておりまして、設備投資が非常に根強い増勢を示しております。