2015-03-04 第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
なので、私は、円安というのはある種チャンネルの一つというか、金融緩和によってデフレを脱却しようとするということによって必然的に伴うことであって、円安そのものを目的としているというふうには思いませんが、そういうことが起きると思います。
なので、私は、円安というのはある種チャンネルの一つというか、金融緩和によってデフレを脱却しようとするということによって必然的に伴うことであって、円安そのものを目的としているというふうには思いませんが、そういうことが起きると思います。
それから、この円安の方は、円安そのものの大きな影響があって貿易赤字が、一月の、一兆六千二百九十四億円というんでしょう。これは七か月連続の赤字で、一番大きいと。 こういうことは、ちょっと威力がやや私はあり過ぎるんじゃないかと。株高はいいですよ。しかし、円安が進むと、これからじわじわじわじわ原油や食料の関係で物が高くなってきますわね。貿易赤字はどっどっどっと増えてくる。
仕入れ価格そのものは、おっしゃいましたいわゆる為替差損差益という、以前に一ドル二百円で買えたものが二百五十円になりますといわば二割五分原油の仕入れ価格が上がるわけで、そういう意味では、円安そのものは直接にどうしようもなく原油購入コストに響いてくるわけでございますが、それ以外に、いま御指摘ございましたいわばユーザンス差損益という問題がございまして、これが原油コストの、あるときには増幅要因、あるときにはいわば