2006-02-17 第164回国会 衆議院 本会議 第8号
平成十六年度は、いわゆる三兆円ショックと言われる三兆円もの交付税削減が行われ、地方自治体が予算編成に大変苦慮し、悲鳴が上がったということもありました。 三位一体の改革が始まってから、交付税は、この三年間で、交付税の身がわりとも言える臨時財政対策債も含めて、五・一兆円も減少しました。この努力により、国、地方のプライマリーバランスがここまで改善してきたのは事実です。
平成十六年度は、いわゆる三兆円ショックと言われる三兆円もの交付税削減が行われ、地方自治体が予算編成に大変苦慮し、悲鳴が上がったということもありました。 三位一体の改革が始まってから、交付税は、この三年間で、交付税の身がわりとも言える臨時財政対策債も含めて、五・一兆円も減少しました。この努力により、国、地方のプライマリーバランスがここまで改善してきたのは事実です。
それから、四十七年度の予算が編成された当時というのは、四十六年の終わりごろでありますけれども、これはいわゆる円ショック、ドルショックで、国民がすべて将来についての自信を非常に失っていた状況であります。そして景気も必ずしもよくなかった。どちらかというと不況だったわけです。そういう状況に組まれた予算が、たとえば四十七年度予算につきましては、これはその前に比べて二一・八%ふえていた。
それからもう一つは、やはりいま星野さんが御指摘のように、経済的に非常に、ニクソン・ショックでありますとか、あるいは円ショックでありますとか、そういうようなことでまあかなりの打撃を受けておる、ここで国民の士気を高めておかなきゃならぬ、こういう時期に際会したという、この内外両面の立場でああいう措置をとったんだと、こういう理解をいたしておるわけでありますが、特に国民の士気を高揚し団結を強めると、こういうところに