1949-11-10 第6回国会 参議院 本会議 第7号 これは内閣総理庁の発表の数字においても明らかなんだ。然るに人事院は今日に至るまで未だ勧告をなしていない。これは重大なる義務違反である。法律の蹂躪なんだ。民主的に制定された法律を守らない意味において反民主主義的な態度であります。(拍手)人事院総裁に、だから次の点をお尋ねする。人事院総裁は今日尚、給與額を引上げる必要を認めていないのか。認めていないとすればどういう根拠に基いているのか。 波多野鼎