2005-03-02 第162回国会 参議院 憲法調査会 第4号
政権選択選挙である衆議院の総選挙の際に、政党は内閣総理大臣候補を明示して選挙を戦うように義務付けることにより、首相候補の選出に有権者が関与する仕組みを採用することを提案いたします。 解散権について申し上げます。
政権選択選挙である衆議院の総選挙の際に、政党は内閣総理大臣候補を明示して選挙を戦うように義務付けることにより、首相候補の選出に有権者が関与する仕組みを採用することを提案いたします。 解散権について申し上げます。
私は、政党の党首がすべて内閣総理大臣候補者として選挙戦に臨んでおられる、こう思っているわけであります。したがって、選挙の結果では第一党の党首が総理大臣に指名されるようになることが一番望ましいと思うわけであります。
先ほども申し上げましたように、政党の党首を選出する行為について見ました場合に、党の総裁たる地位は、これは単に内閣総理大臣候補者たるにとどまるものではございませんで、党の内外を問わず、それ自体が政治的にもあるいは社会的にも重要な価値ある地位として認められている。そういうものである以上、その総裁の選出行為もそれなりに重要な意義を持つものであるというふうに考えられるわけでございます。