1949-08-01 第5回国会 衆議院 農林委員会 第41号
次にもとよりこの特別会計の失敗は、現政府の責任のみではなく、前内閣以來の引続く失政の結果でありますから、必ずしも現政府のみを攻撃する意思はありませんし、また現在この牧拾に当つている当局者の苦衷に対しても、十分理解するものでありますけれども、しかしながら現政府に特に指摘いたしたいことは、何ゆえに第五國会の当初において、この眞相を明らかにしなかつたか。
次にもとよりこの特別会計の失敗は、現政府の責任のみではなく、前内閣以來の引続く失政の結果でありますから、必ずしも現政府のみを攻撃する意思はありませんし、また現在この牧拾に当つている当局者の苦衷に対しても、十分理解するものでありますけれども、しかしながら現政府に特に指摘いたしたいことは、何ゆえに第五國会の当初において、この眞相を明らかにしなかつたか。
私は今日又副総理が、風邪引きであるとこういうことを言われまして、今まで第二次吉田内閣以來今日まで重要な問題がありましてもいつも病氣である。中途にして帰られる。果して病氣であるかどうかということはいつも疑わしい。何か便宜が惡くなれば病氣であると言われる。吉田内閣は絶対多数をとつたならばどんなこともできる。
第二次大隅内閣以來の、この悪名の高い参政官制度を、もう一ぺん持つて來たがつておる。また加藤三派内閣が、政務官をつくつて党員をつつたことも、明らかな事実であります。(発言する者多し)また現に、そこで石田君がギヤアギヤア言つておりますが、議院運営委員会で、二言目には何とか審議会をつくつてくれと言つて、その委員の名前を全部民主自由党へ持つて行くのも、その諸君であります。
第一の問題は、独禁法の改正の大きな狙いの一つとして、外資導入の受入態勢を整備するということが一つのこの問題の狙いになつておると思いまするが、この外資導入の問題は、これは申上げるまでもなく日本の経済自立のためにも、貿易振興のためにも非常に大きな問題でございまして、前内閣以來、むしろ外資導入の問題は前触れ、宣傳がし過ぎられて、具体的には余りまだその進捗を見ていない。
もう一つはずつと芦田内閣以來われわれ國会の運営委員会を中心としての空氣であつたのでありますが、國会議員は立法府として、しかも新憲法によれば國権の最高機関であるから、行政府と職務権限なり、あるいは人的にも紛淆を來すようなことがあつてはならぬし、なるべく避けなければならない。
これは片山内閣、芦田内閣以來出ておりますが、ちようどその際の安本の説明の仕方が、あなたの説明の仕方と一緒なんです。あなたは経済技術面から、あるいは國鉄の独立採算制の面から、この問題を取上げておられると思うのです。しかしわれわれの考え方は違うのです。もしそういうような経済技術面、それから國鉄の独立採算制という立場からこの問題を考えて行くと、必ずこの次また値上げが出て來る、いたちごつこなんです。
○門屋盛一君 今、そこまで來ると、この用意のなかつた行政整理と、企業の合理化ということの馬脚を現わして來た形ですが、この失業対策ということが第一次吉田内閣以來ずつと計画が立てられて來たものであれば、本当の失業者を出さないところの行政整理である。企業の合理化でなくては日本の再建ということはできない。
吉田首相は初めから暫定講和ということを、第二次内閣以來申されておる。一体暫定講和ということは具体的にどういうことか。いわゆる各國の間に貿易協定が結ばれておる。こういう貿易協定を暫定講和の一つとして考えておるのか。又今日のような見返会計資金というものができまして、この見返資金特別会計の法案の中に、我々が今まで曾て見たことのない一つの新しい型がここに打立てられております。
○尾崎(末)委員 鉄道輸送の隘路を克服するために、海上輸送の方に打開の道を求めるのだ、こういうことを、片山内閣以來芦田内閣にわたつても、そういう御答弁をしばしば得て参つたのでありましたが、今ここに質問申し上げようと思いますことは、海の機帆船に対する燃料の割当が、從來の半分ほどに減るのではないかということのために、海の輸送業者の方が相当に心配をいたしておる実情を承知をいたしておるのであります。
只今奄美大島の問題についてお話がありましたが、奄美大島については、第一次吉田内閣以來これが問題になつて、この点については外務省といたしても非常に注意もいたし、又関係方面との折衝もいたしておつたのでありますが、現在どういうふうになつておるかということは、私の今日調査が不十分でありますから、実情を調べた上で以てお考をいたします。
民主自由党は、第一次吉田内閣以來、かかる立場にありながら、その場その場の思いつきで、統制をがんじがらめにし、あるいはちよつとやめてみて、國民大衆を右往左往させて來たのであります。しかもかねて自由経済主義へのあこがれを持ち続けて來た民主自由党が、今回政府の責任において提出したというところの予算案について見ますと、まつたく驚くべきところの豹変ぶりである。
耐乏生活耐乏生活とこれをしいておるけれども、この耐乏生活は片山内閣以來やつて來た政策であり、そうしてわれわれ人民を破壊したものである。だからして、全人民はこれに対して徹底的に反対している。(拍手)公約を実行できなければ、内閣を放り出すがよろしい。内閣にしがみついているという点、これこそ吉田内閣が実際恥ずべきものであることははつきりしているのである。
今回再びその椅子に就かれまして、前國会以來、前内閣以來に続いて、大臣の御手腕に俟たなければなりませんことが、多々あると思うのであります。我々参議院の厚生委員会も先程申しましたように、党派を超越いたしまして、重大なる厚生行政の面に対しまして、できるだけ政府部内と緊密なる協力の下に、我が國のその面に対しまする寄與をいたしたいと考えておるわけでございます。
片山内閣以來芦田内閣と続いて秕政続出し、國民の間に信を失うておるところの片山君によつて内閣不信任案とは、おそらく天下の國民は唖然とするであろうと思うのであります。(拍手)しかも片山君の論ずるところは、ただ大言壯語、他を指彈攻撃するの強い言葉以外に何ものも発見することができなかつたのであります。
吉田内閣が、第一次内閣以來その果して來た役割と、民自党の保守的性格にかんがみ、封建的地主擁護の立場に立つことは、すでにして輿論の一致するところであります。はたせるかな、去月五日の閣議において、農地改革を打切り、あまつさえ、再び地主制度の、復活に導くがごとき内容の農地調整法改正の要綱を決定したと報ぜられたのであります。
それから次にお伺いいたしたいことは、この問題と関連いたしまして、本年になりましてから芦田内閣以來、経済安定本部におきまして、日本の経済安定のための五ヶ年計画を立てておつたのでありますが、これが当然いろいろ変化を蒙らなければならんと考えるのであります。
第一次吉田内閣以來の一貫したところの古い自由主義、資本主義的な基調に災いされまして、財政経済の両政策の合理的な堅実性を欠きたる結果であると思うのであります。
○國務大臣(大屋晋三君) 只今の石炭、電産、その他私が指摘いたしました爭議は、もうこの電産のごときは前内閣以來の縣案でございまするし、石炭にいたしましても五十日になんなんとする時間が経つておるような関係で、時恰も年末に際しておりまする関係上、早急に年内に少くとも解決いたしたい、さような確信と努力を持つておる次第であります。
或い程只今高瀬さん御指摘の通り、それがインフレの結果といたしまして、そこから生れた子供には違いないかも知れませんが、併しながら、これは現実として、前内閣以來の予算として、これを出したのでありまして、政府といたしましては、好むと好まざるに拘わらず、或いは國債の利拂いのごとき、或いは價格調整費のごとき、或いは又終戰処理費の増加のごとき盡くこれその後におきましての物價の改訂、補正によるものでございます。
〔議長退席、副議長著席〕 然るに前内閣以來の各種の事例を敢て私は固有名詞をことに挙げてその人の人身攻撃のごときは避けたいのであるが、昨日までは大臣であつて國務に精励しておりながら一旦追放に合わんか、正に死刑の宣告を受けるがごときこの実に悲しむべき、悲惨なる境遇に突き落される。
第三國会は、御承知のごとく、公務員法を通過する特別な議会であることは、芦田内閣以來明らかにせられたことであり、且つ公務員法の通過については、当時の政府及び與党において十分その必要を了解して、その通過のために特に第三國会は召集せられ、又それまでに公務員法の性質等については議論が盡されておると承知いたしたのであります。
しからば他の一面においてプラスになり得るものがあるかと言うならば、ほとんど当該年度はもちろんのこと、次の財政年度においてもプラスとなり得ないということは、濱口内閣以來の日本におけるところの行政整理の歴史を見ても明らかであります。
○川合委員 ただいま議題となつておりまする法律案は、一見したところ前内閣以來からこういうようなことがしばしば法律案として提出されておつて、いかにも事務的な法律案というようなことに見受けられますが、しかし事はそうではなくしてかなり政策の根本問題を含んでいるわけであります。
○川合委員 次に大藏省預金部特別会計外二特別会計の昭和二十三年度における云々というような法律案でありますが、これは前々内閣以來こういうような特別会計に対して、一般会計から赤字の補填をするということが続けられて参つたのであります。しかもこの問題は御承知の通りに、芦田内閣のもとにおいて鉄道運賃あるいはまたタバコの値上げというような問題で、大きな政治問題化したところの原因をなした問題であります。