2017-06-01 第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
○藤野委員 これは地下水でありまして、いわゆる建屋の外、地下等の地下水をくみ上げるというものでありまして、今おっしゃったような浸入してくるとか、内部溢水とか、そういうこととはやはり私は違うんだというふうに思うんです。 そもそも、これは浮力やあるいは液状化ということにかかわる問題で、そのことによって地盤と建物の関係性が変わってくる。
○藤野委員 これは地下水でありまして、いわゆる建屋の外、地下等の地下水をくみ上げるというものでありまして、今おっしゃったような浸入してくるとか、内部溢水とか、そういうこととはやはり私は違うんだというふうに思うんです。 そもそも、これは浮力やあるいは液状化ということにかかわる問題で、そのことによって地盤と建物の関係性が変わってくる。
浸水する、内部溢水にしろ、外部からのにしろ。要するに、電源が喪失するという事態は、やはり対策はとられていなかった。 だから、今回、肝心の電源盤が地下に置いてあったということで、結局は、吉田所長がおっしゃったような現実になってしまう。だから、いろいろ対策はとられたと言うけれども、電源喪失ということにはやはり対応できていなかったということだと思うんですね。
また、プラント関係においては、格納容器の圧力逃し装置、これはいわゆるフィルターベントと言われるものでございますけれども、この装置の話とか、外部火災、内部溢水、先ほどお話ございました、内部で水があふれた場合の対策、こういったものについて審査を実施してきているところでございます。
そうしたことも踏まえまして、新しい規制基準では、施設内でのいわゆる内部溢水、あるいは場合によっては津波のような外部からの浸水、そういったものがあっても安全機能を損なわないということを求めております。
地震、津波関係でのこの審査、敷地及び敷地周辺の地下構造、あるいは断層の活動性評価、地震、地すべり、津波の評価、これを実施中であるということと、また、プラント関係においては、確率論的リスク評価、有効性評価、格納容器の圧力逃し装置、いわゆるベント、外部火災、内部溢水などの審査実施、そういう状況だというのは確認をさせていただいたところでありますが、このいわゆるフィルターつきベント、これについては審査会合は
具体的な事例はどうかという御質問ですが、今回、第三層につきましては、火山とか竜巻など、こういった影響の評価と対策、あるいは火災防護対策の徹底、それから内部溢水対策の導入、外部電源の信頼性の強化、海水ポンプの物理的防護など、いわゆる第三層に事故に至らないようにするためのいろいろな安全対策を強化しております。
○吉井委員 実は、この溢水研究会では、多くの場合、内部溢水の研究ですね。機器が破損したときに原発の建屋内にどこからどういうふうに水が漏れてどれぐらいたまっていくか、それが中心的な研究だったんですが、津波など外部溢水の研究は非常に弱かったと思うんです。
これは、省庁の異動といいますか、そうなる前に、そこまではやはりあなたの責任ですから、この点についてのこれまでの、せっかく溢水研究会を立ち上げて、内部溢水が中心であるにしても、津波という外部溢水についても研究して取り組んできながら、ちゃんと最後までやらせ切るという責任を果たすことのできなかったこれまでの規制庁の問題と、それから、規制庁から提起されてもコストを問題にして取り組まなかった東電の問題、両方ともに