1976-08-04 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第20号
いままでの当委員会でこの十月九日の問題について議論をしましたときには、内海国防会議事務局長はこの了解事項の提案についてそれぞれいろいろと議論がされて、そして決まったんですという説明を何回かなされている。ところがいまの話ですと、すんなりとそれが決まったとおっしゃる。しかも中曽根さんは有名な国産化論者である。通産大臣だけではなしに、防衛庁長官もなさっておった。
いままでの当委員会でこの十月九日の問題について議論をしましたときには、内海国防会議事務局長はこの了解事項の提案についてそれぞれいろいろと議論がされて、そして決まったんですという説明を何回かなされている。ところがいまの話ですと、すんなりとそれが決まったとおっしゃる。しかも中曽根さんは有名な国産化論者である。通産大臣だけではなしに、防衛庁長官もなさっておった。
で、内海国防会議事務局長の答弁によりますと、なるべく早く答申を出してもらいたいということを専門家会議にお願いをした。防衛庁は四十九年十二月までにこの答申をいただきたいということをそのときに説明されたと思うと内海さんは述べられました。ところが、七月六日、私の質問に対しまして防衛庁は、どうもこんなに専門家会議の時間がかかるとは思わなかったと、こういう答弁をされたわけでございます。
○柄谷道一君 昨日の証言で、内海国防会議事務局長は、この専門家会議に対してはタイムリミットは設けなかった、ただ、なるべく早くという意向を伝えた、しかし、防衛庁の方からは四十九年末までにひとつ答申を出してもらいたいという、そういう意見を述べたと思うと、また土屋証人は、この専門家会議は五十年予算に間に合うよう四十九年末までに作成するということを前提として検討が進められた、こう、それぞれ言っておられます。
そこで、内海国防会議事務局長といたしまして、こういった点の引き継ぎはこれ受けたんでしょうか、いかがですか。
○久保亘君 残念ながら時間がありませんので、最後に一問、内海国防会議事務局長に。あなたは専門家会議に対して国防会議事務局として輸入を原則とする答申にすることを要請をされた事実がありますか。
○田中委員長 内海国防会議事務局長。
最後に、資料をできれば要求したいわけでありますが、二十回にわたって開かれた専門家会議のそれぞれの各省庁事務当局からなされた説明内容、討議内容、さらに十二月二十一日第十九回会議において内海国防会議事務局長が出した答申原案、これを資料として提示を願いたい。以上、質問と資料要求についてです。