1986-04-02 第104回国会 参議院 建設委員会 第6号
中建審の委員でもあり、法政大学の教授の内山尚三さん、この方の「建設労働論」という、内山さんの本は何冊もありますけれども、これを見ると、やっぱり建設業は全産業の中でも賃金はもう最下位だと言って、構造的な特質があると内山さんは分析されているんですね。三つ挙げています。 一つは、雇用形態が臨時日雇いが多い。大体、下請が、多層下請が特徴的な構造なので、そこから労務を供給する。
中建審の委員でもあり、法政大学の教授の内山尚三さん、この方の「建設労働論」という、内山さんの本は何冊もありますけれども、これを見ると、やっぱり建設業は全産業の中でも賃金はもう最下位だと言って、構造的な特質があると内山さんは分析されているんですね。三つ挙げています。 一つは、雇用形態が臨時日雇いが多い。大体、下請が、多層下請が特徴的な構造なので、そこから労務を供給する。
○参考人(内山尚三君) まあ私はやはり現在は工事を消化し切れないほど、むしろ大業者は選別して工事を取るというような現状でありますので、ですからこれがどうしても下請が工事がなくてどこかについていかなければやっていけないというようなことになりますと、これはまた非常に変わってくると思いますけれども、現在の情勢から考えまして、下請がだんだんやはり強化されていくのじゃないか。
会長 月橋 清一君 全国建設業協会 副会長 小川 耕一君 全国中小建設業 協会会長 鈴木 光男君 全国建設労働組 合総連合技術対 策部長 今 洋君 日本建設業団体 連合会副会長 前田又兵衛君 法政大学教授 内山 尚三
○参考人(内山尚三君) 第一の御質問でございますけれども、これは四十一条の二の問題でございましょうか。
○参考人(内山尚三君) 私はやはり、発注者と元請ですね、総合業者との契約を近代的にして、そうして、先ほど言いましたように、ただ仕事を出せばよい、一方では仕事をとにかくとればよいという考え方を捨てて、やはり契約を近代化し合理化して、そうして元請が合理的な経営ができるようにすべきだと思う。
○参考人(内山尚三君) 私は、経営の規模ですね、資本金が幾らとか、それから社員が幾らか、機械の保有量が幾らかというようなことだけで格づけをいたしますのは、それは私は間違っていると。
高田 賢造君 事務局側 常任委員会専門 員 武井 篤君 説明員 建設省住宅局建 築指導課長 前岡 幹夫君 参考人 全国建設業協会 会長 大林 芳郎君 大畠建設株式会 社代表取締役 大畠 茂君 全国建設労働組 合総連合書記長 唐澤 平治君 法政大学法学部 教授 内山 尚三
○委員長(稲浦鹿藏君) 次に参考人の要求につきましてお諮りいたしますが、二十七日、建設業法の一部を改正する法律案につきまして、全国建設業協会会長の大林芳郎君、それから大畠建設株式会社代表取締役の大畠茂君、全国建設労働組合総連合書記長の唐沢平治君、法政大学の法学部教授の内山尚三君の四人を参考人として出席を要求することにいたしたいと思いますが、さよう決定することに御異議ございませんか。