1984-05-08 第101回国会 衆議院 外務委員会 第12号
ただ、今先生おっしゃった数字等につきましては、もちろん漁業経営自体が採算点というのはあるわけでございますが、それぞれの漁業者というのはみんなサケ・マスがせいぜい二カ月でございまして、その他の兼業業種によってかなり全体の経営というものにつきましては、例えばカツオ・マグロと兼業しているとか、あるいはイカ流しと兼業しているとかサンマを引き続きやるとかということによりまして、経営採算というのはサケ・マスだけを
ただ、今先生おっしゃった数字等につきましては、もちろん漁業経営自体が採算点というのはあるわけでございますが、それぞれの漁業者というのはみんなサケ・マスがせいぜい二カ月でございまして、その他の兼業業種によってかなり全体の経営というものにつきましては、例えばカツオ・マグロと兼業しているとか、あるいはイカ流しと兼業しているとかサンマを引き続きやるとかということによりまして、経営採算というのはサケ・マスだけを
結局、これらの事業者がではどの程度の資産を逆に運航業者に給与してともにやっておるかといいますと、ほとんど言っていいぐらい、いわば兼業業種が多いわけでございまして、これオンリーのプロパーで事業を営んでおるというのはほとんど皆無に近いわけでございます。
この中には、その漁業としては減船になりましても、兼業業種で操業する者もございますので、的確な数が現在まだ確定をいたしておりませんが、現段階で推計をいたしまして、おおむね八千人ぐらいが限度ではなかろうかというふうに見ております。
ただ、先生も十分御承知であろうと思いますし、御理解をいただけると思うんでございますが、イカ釣り漁業とかサンマ漁業とかいうのは周年操業というような経営の実態がございませんで、兼業形態が大部分であるということでございますので、これらを指定業種として政令で指定いたしますということにつきましては、他の兼業業種との関連におきまして、やはりもうちょっと検討する必要があるのではないか、こういう問題がございます。
そこで経営の実態を見てまいりますと、イカ釣り漁業並びにサンマ漁業につきましては、御承知のとおり、どちらを表作と言い、どちらを裏作と言ったらいいのか問題があるわけでございますけれども、周年操業というような経営形態ではなしに、兼業形態が大部分でございまして、これらを指定業種といたしますことは、他の兼業業種との関連におきまして、さらに検討をする必要があるということで、私どもといたしましては、現段階におきましては
しかし、いずれにいたしましても、減船という事実があるわけでございますから、これらの方々のいわゆる兼業業種の取り扱い等につきましては十分考えてまいりたい、かように存じ上げております。
ただ、いままでの漁業の実態から申し上げますと、イカ釣り漁業もサンマ漁業もいずれも、御承知のとおり、兼業の形態が大部分でございまして、これらを指定業種とするということになりますと、その船が営んでおりますところの他の兼業業種との関連におきまして、これをどういうふに取り扱うかというようなことにつきまして、私どもといたしましてはいま少し検討する必要があるということでございます。
ただ、実際にこれまで卸売業者が兼業を届け出てまいっております業種、現実の兼業業種をずっとながめてみましても、たとえば水産の卸売業を営む者が、あわせて製氷業をやるとか、あるいは船舶による輸送をやるとか、個々の兼業の業態そのものを役所が見まして、氷をつくるのは適当でない、あるいは持っております船で海運業を営むのは適当でない——適当であるかないか、こういう兼業の業種そのものについて適否を判定するということはなかなか