1991-04-24 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
さらに、都市近郊地域などにおきましてはいわゆる混住化、あるいは兼業化等の進展により、土地改良事業の実施に対する各農家の意識や意欲の格差がこれから大きな問題になってきております。このことは今後の土地改良事業の円滑な運営を一層困難なものにしておりますが、政府は今後どのように対応しようとしているのか。
さらに、都市近郊地域などにおきましてはいわゆる混住化、あるいは兼業化等の進展により、土地改良事業の実施に対する各農家の意識や意欲の格差がこれから大きな問題になってきております。このことは今後の土地改良事業の円滑な運営を一層困難なものにしておりますが、政府は今後どのように対応しようとしているのか。
そしてまた、兼業化等に伴う労働力不足や米の生産調整によって活用されておらない農地がございますが、こうしたものの有効利用、さらには都市と農民の交流、地域の活性化、さまざまなそれなりに大事な意義を持っておると私も評価をいたしておるところでございます。
第一に、土地利用型農業の体質強化を目指した構造政策等の推進に要しました経費は八百十八億七千三百五十三万円余でありまして、地域農業整備総合対策につきましては、農村社会の高齢化、兼業化等の問題に対処しつつ、土地利用型農業の体質強化を図るため、農地等の有効利用、担い手の育成等に資する活動を地域の実情に即して展開するとともに、モデル的な市町村を対象として都市と農村の交流を促進する地域農業整備促進事業に助成いたしました
○政府委員(井上喜一君) 御指摘のとおり、地域農業総合対策は六十年度から実施をいたすものでございまして、この背景には農村社会の高齢化、兼業化等の問題がございます。
○菅原委員 今、基盤整備事業によって造成された農用地は農業的に有効に利用すべきでありますが、一方では、過疎、兼業化等の進行によって耕作放棄地も増大しているわけでございます。さらに、これは技術的な問題でございますが、過般質問いたしました際、現在改良事業の施行には、七十センチを目標にした地下水位を下げる工事を施行しているというわけでございます。
その中で、例えば水稲でございますが、これにつきましては、近年兼業化等の生産構造の変化が進む中で、適地適品種の原則に立った品種選定とか、健苗の育成なり適期における適正な移植による初期生育の確保、あるいは気象の推移なり生育状況に応じた適時適切な施肥とか水管理、病害虫の防除の徹底、こういうようないわば基本技術の励行ということが大変重要でございますので、こういう基本技術の励行が行われますように官民一体となった
それから、労働力の減少、兼業化等によりまして、昔と比べますと堆肥の施用が減っておる、そういった事情もございますので、そういう堆肥の施用を促進するために、堆肥づくりを、集団的に生産あるいはその堆肥を運搬、施用する、そういうことができるような機械施設の導入も行っております。
また、林家を初め普及対象の農山村からの流出あるいは兼業化等の現象は、普及指導職員による普及指導そのものを一層困難にいたしておりまして、これらを克服して普及指導活動の積極的な展開を図ることが緊要な課題となっておるのでございます。 このような情勢下で、現在都道府県本庁に林業専門技術員、通称SPと言っておりますが、これが四百九十六名おります。
また、最近におきますため池の流域の開発が進んでおるとかあるいは土地利用の変化、異常な集中豪雨によりまして流出量が非常にふえておりまして、また一方、管理者である農民側におきましては、兼業化等による管理体制の弱体化というふうな問題もございまして、危険にさらされているため池が増加しているのは事実でございます。
○安倍国務大臣 確かに、いま御指摘のように、農協の発足当時と今日とでは、世界経済的にも多様化しておりますし、農協を組織するところの組合員の兼業化等も非常に進んで、そういう中で生活も多様化しておる。そういうところで、結局、農協が発足当時と違いまして、金融であるとかあるいは流通面というものがむしろ中心になった活動が今日まで行われておるという事実は、これはもうそのとおりじゃないかと思うわけでございます。
御承知のとおり、今回の改正案は、都市近郊産地のたばこ耕作組合の規模の縮小や組合員数の全般的な減少傾向、組合員の兼業化等の諸情勢にかんがみ、たばこ耕作組合について、地区の拡大、議決権及び選挙権制度の整備あるいは代議員会の設置条件の緩和等を行なうものであります。
これは戦前のいろいろな地主制度等の関係がありまして、戦後特に働く農民の共同体、こういうことで性格をつくったわけでございまして、それがいろいろその後兼業化等が進みまして、特に都市化が一方では進みまして、いろいろ複雑な時代になってきたということで、一方では地域共同体というむしろ性格づけをしたらどうかという御意見があるわけでございます。
しかし一方では兼業化等がかなり進んできておるということで、いわゆるやみ小作でありますとか、そういうようなものがかなり広範に一方では行なわれておると、そういう実態がございますが、そういう実態の上に立ちまして、私どもはあまり無理もできませんけれども、やはり少しでもいいほうに持っていくということを考える必要があるわけで、そういう観点からはさっき申し上げましたような趣旨で、集団的生産組織の育成ということを考