1957-08-02 第26回国会 参議院 商工委員会 閉会後第5号
○大竹平八郎君 他の委員の方々の質問もありますし、時間もございませんので、きわめてまとめて外務大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、本委員会におきまして、先般二十六国会中に岸兼任外務大臣をお呼びいたしまして、言うところの経済外交の基本の方針につきまして、るる所信を承わったわけなんであります。
○大竹平八郎君 他の委員の方々の質問もありますし、時間もございませんので、きわめてまとめて外務大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、本委員会におきまして、先般二十六国会中に岸兼任外務大臣をお呼びいたしまして、言うところの経済外交の基本の方針につきまして、るる所信を承わったわけなんであります。
○岡崎国務大臣 占領費の中には、直接占領費と間接占領費とありまして、衆議院の方の速記録は私今ここに持つておりませんからはつきり申されませんが、吉田兼任外務大臣は、参議院の速記録で私の記憶しておるところでは、少くともガリオア、イロア等はということを入れまして、一般に贈与と考えられておるがそうじやないということをはつきり申しております。
それから当時の政府の見解でありますが、その当時吉田兼任外務大臣がガリオア、イロア等は日本の負うべきものであるということを、これはとかく贈与と思われがちであるが、そうでない、こういうことを答弁いたしましたに対して、その当時国会のいずれの方面からも、それは違うというような発言はなかつたのでありまして、少くともそのときは国会としてはそうであろうといいますか、黙認といいますか、とにかくしからずという発言はなかつたと
○岡崎国務大臣 ガリオア、イロアにつきましては、当時古田兼任外務大臣は、これは贈与と思われがちであるが、そうでないとはつきり申しておるのであります。それをどうも並木君のようにお聞きになるのはちよつと私は理解ができないので、速記録をごらんになればはつきりそう計いてあります。
○吉田国務大臣 まず率直にお答えしますが、私は外務大臣はすでに免ぜられておるので、多分私がなお兼任外務大臣とお間違いになつていらつしやるのではないかと思います。この点は御注意をします。 次に日本の外交政策でありますが、これはお話の通り、なるべく外国との間にいい関係を、親善関係を結んで、円満に外交を遂行いたしたいと考えます。
でありますから、この点岡崎国務大臣は兼任外務大臣に対しまして、私のこの委員会のこの案を議決するに対しましての重大なる要望として御処置を願いたいと思います。それに対しましては、本日直ちに御答弁を伺うことを私は避けますが、その結果を書面を以ちまして、(笑声)一つ御回答願いたいということを申上げておきます。これは非常に重大なことでございます。どうかそのように一つ措置できるかできないか。
こういうものを、しいて任命しておいてあるのでありまして、兼任外務大臣のいないときに重要な事項を審議しようと思つても、まつたく役に立たないのであります。従つて、事務当局はいずれも右にならえでありまして、首相兼外相の鼻息をいたずらにうかがつているばかりであります。これでは、秘密外交、独善外交と言われてえも返す言葉がないと思うのであります。
そういう点については、政務次官は兼任外務大臣にかわるべきであり、専任外相のない場合は、官界におけるみなし子とも言うべきものだと思うのですが、みなし子であつても、そういう点において兼任外相はいなくても、とつてかわるようなつもりでぜひ御答弁願いたいと思います。 そういう見地から私は最初に次官にお尋ねしたいのですが、最近各方面からかなり大勢の要人が日本を訪問しておるのでございます。