1958-04-17 第28回国会 参議院 法務委員会 第29号
だから、従って、それはまあ定年に達した者でありましょうが、定年に達しても、大がい五十五才というくらいでやめているようなのが多いのだが、そういうような人が相当の地位におって、相当の教育を子弟に施して、年限がきてやめたというよりな人だからして、こういう人を、年限に制限があれば別であるが、そんなら年令制限のところを改めて、そういう指導員に採用するということにすれば、今巡査とか、官吏とか兵隊上りというような
だから、従って、それはまあ定年に達した者でありましょうが、定年に達しても、大がい五十五才というくらいでやめているようなのが多いのだが、そういうような人が相当の地位におって、相当の教育を子弟に施して、年限がきてやめたというよりな人だからして、こういう人を、年限に制限があれば別であるが、そんなら年令制限のところを改めて、そういう指導員に採用するということにすれば、今巡査とか、官吏とか兵隊上りというような
職員の学歴ですけれども、高等小学だけを出た者が三名、兵隊上りが七名、それから警察官上りですか、警察からきた者が三省ある。ちょっと私どもの調査から得た資料で申し上げます。
○宮城タマヨ君 兵隊上りの職員がその事件当時七人おりますね。それから高等小学だけきり出た者が三人で、それは元は小使で、小使が今は教官になっているというのがいたのです。実際調査したら。小使がだんだん出世して教官になっている。それから兵隊上りで、人をなぐることをちっとも何とも思わぬというのが七人おりました。調査の結果そうなっておりますよ。
なおまた部長級なんかも旧内務官僚からとるというようなこと、しかもまたその警察官として応募する者の中には、昔の兵隊上りの人間が多数おるということも想像される。一体かような警察官、しかも軽火器、装甲車までも装備せるという警察官、これはこの中央集権を極度に排斥いたしましたところのマ書簡の根本精神と、対立しておるものだと考えるのでありますが、これに対する私は法務総裁の答弁を要求したのであります。