2004-03-18 第159回国会 参議院 内閣委員会 第3号
それからインドネシアの、これは被徴用兵補と労務者、直接お会いしてお話も伺ってまいりましたけれども、こういう問題がございます。いかがでしょうか。 これは法的な解決もされていないという問題だというふうに思いますし、北方領土問題なども思い出しました。いろいろ本当にたくさん未解決の問題がございます。
それからインドネシアの、これは被徴用兵補と労務者、直接お会いしてお話も伺ってまいりましたけれども、こういう問題がございます。いかがでしょうか。 これは法的な解決もされていないという問題だというふうに思いますし、北方領土問題なども思い出しました。いろいろ本当にたくさん未解決の問題がございます。
また、被害者と兵補協会の皆さんとも親しく懇談いたしましたが、日本の国会議員がこの法律を作ってくれて大変うれしいと、このように評価されております。
最後に、もとの台湾の軍人軍属に対する補償の問題、これは議会でたびたび取り上げられた問題ですけれども、私も実は戦争中、北ボルネオで台湾人の兵補の人たちと一緒に戦争をしたし、その後は捕虜虐待で戦犯になった台湾人兵補のディフェンディングオフィサーをした経験もあるので、特別の関心を私この問題に対して持っているわけですけれども、今度の予算に検討費として五百万円計上されておるわけですね。
それから法的な問題ではございませんが、実質的な問題といたしましては、かつてやはり日本の占領下にありましたミクロネシアの人たちあるいはインドネシア、シンガポールにおきましても兵補というような形で事実上日本の兵士として徴用したということがありますので、そういう方々から同じような請求というものが出てくる可能性はあろうかと思います。
その反面、やはり当時の軍隊が労働力を補うために現地から採用をいたしまして、兵補という言葉で働いていただいておりました。いろいろと教育するわけでありますから、そして義勇軍になって、その義勇軍がいまインドネシア政権の枢要な地位にいるというような話も聞いてはおりますけれども、そういう人たちがそういう話をするわけです。
○政府委員(中川融君) 日本の占領いたしました地域において、戦争中にわが軍が与えました損害というものは、各地域によりましてそれぞれ性質が多少違うのでございまして、マレー自体におきましては、今まで一番問題になっております事案と申しますのは、日本軍が占領しておりました当時、兵補というものを現地住民から募ったわけでありますが、この兵補に対して補償を与えろ――その当時ももちろん与えておりましたが十分でない、
しかしこういうような三月中旬から終戦までのわずかな期間ではありましたが、軍の方としましては、兵力補給の意味から、兵補というような形で、一般ベトナム青年から多数の青年を徴集しまして、これは志願組織にしておりましたけれども、非常に日本の軍事活動、基地整備の活動に協力しておりました。
それからまた明号作戦が始まります前から、やはり若干の兵補として若い青年が非常に元気よく日本軍と協力しておりました。これが先ほど申しましたように、北の方では終戦後共産党の手で非常に迫害されました。南の方はフランス官憲の手でこれが迫害されました。いろいろの例がありますが、かなり協力者としてひどい目にあっていたわけであります。