1956-03-14 第24回国会 参議院 予算委員会 第15号
兵庫キャンプの場合には、SG関係の労務者がストライキをやりました。労務提供を中止するという事態が起りはしないかと思う。少くともこのことは政府当局としてただ努力しておりますというようなことではなくて、もっと突っ込んだ積極的な解決策を講じる必要がある。
兵庫キャンプの場合には、SG関係の労務者がストライキをやりました。労務提供を中止するという事態が起りはしないかと思う。少くともこのことは政府当局としてただ努力しておりますというようなことではなくて、もっと突っ込んだ積極的な解決策を講じる必要がある。
で、兵庫キャンプに関するSG労務者のストライキが今ようやく三者会談で協議が進められておるが、未解決の状態にある。いま一つは福岡の板付基地に関係する同じくSGに関係のある問題ですが、ここには二つ問題がある。一つは勤務時間変更に伴う紛争、それから人員整理の問題がこれにからんでおる。それからいま一つの問題、特に重要な問題としては二十二名の保安解雇なるものが行われた。
そこで特に早急に今次の兵庫キャンプの紛争を解決するということは、当然自分としても責任者の立場から責任のあることなので、県、組合等、関係者に協力を求めるとともに、予算の拘束を受けているという実情については理解をしてほしい、こういうような大要お話でございました。さらに坂本知事ともお話をいたしましたが、二月二日の午前十時から司令官と会談をいたしております。
なおつけ加えてお伺いをしておきたいのは、先ほど調達庁の方のお話では兵庫キャンプの問題については御報告になりましたが。実は福岡の板付基地における紛争が、現在争議にはなっておりませんが、争議になる可能性がある、それで解決は決して簡単でないと判断できる事件がございます。
○山本經勝君 そうであれば、当然現に起っている兵庫キャンプの紛争は、単なる紛争という領域を越えて、深刻な争議状態になっている。であれば当然調達庁や県当局にまかせっきりでなくて、労働省自身も積極的な解決に乗り出すべきだと私は思うのですが、その点はどうですか。