2018-04-18 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
ただ、それに対して中国、ロシアは、主にミサイル防衛の仕組みを念頭に置いて、宇宙空間に兵器、まあ迎撃兵器ですね、これを配置するのをやめさせるべきだということで、宇宙空間での兵器配備禁止条約、PPWTといいますが、こういうものを提案しており、日本、ヨーロッパ、アメリカ、インドと中国、ロシアというこの図式のままずっと膠着状態に現在あります。
ただ、それに対して中国、ロシアは、主にミサイル防衛の仕組みを念頭に置いて、宇宙空間に兵器、まあ迎撃兵器ですね、これを配置するのをやめさせるべきだということで、宇宙空間での兵器配備禁止条約、PPWTといいますが、こういうものを提案しており、日本、ヨーロッパ、アメリカ、インドと中国、ロシアというこの図式のままずっと膠着状態に現在あります。
実は一九八一年になってやっとこれが耳目をそばだてるようなことになり国連でも取り上げられるようになったということで、まだ実は二年ぐらいしかたっていない歴史の浅い軍縮交渉の話なのでございますけれども、そこでその国連の場であるいは軍縮委員会の場での二つの流れというか考え方がございまして、一つはソ連の考え方なのでございますけれども、ソ連は宇宙に対して兵器を配備することを全部やめようという宇宙における兵器配備禁止条約