1971-05-07 第65回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
国有林の活用等の問題についても、現在の共用林制度等においても、なかなか条件がきびしくて、地元が直接的に利用できない、薬剤散布のために、従来の共用林野で山菜等をとってるものがとれなくなるというようなことで、この国有林の運営について、確かに先ほど来私が言いました林道だとか造林だとかいうような問題については計画量にやや合致するような計画的な運営がなされておりますけれども、全部が全部悪いとは言いませんが、非常
国有林の活用等の問題についても、現在の共用林制度等においても、なかなか条件がきびしくて、地元が直接的に利用できない、薬剤散布のために、従来の共用林野で山菜等をとってるものがとれなくなるというようなことで、この国有林の運営について、確かに先ほど来私が言いました林道だとか造林だとかいうような問題については計画量にやや合致するような計画的な運営がなされておりますけれども、全部が全部悪いとは言いませんが、非常
それで、この中で明快になっておる点は、やはり今度の国有林野活用の上でも指針としてこれは尊重されるべきだと思うのですが、この中の第三点に関する答弁の中に、林業的利用というような面については、現在ある部分林制度あるいは共用林制度というものを十分生かして行なうということですね。
ですからこの基本法の精神を生かすとするならば、国有林の場合は畜産共用林とか、薪炭共用林という共用林制度はあるけれども、民有林にはそういうものはないわけです。
なおいわゆる軒先国有林といいますか、あとからその辺にまで住居を移された地域等もございますが、さような地域に対しましては自家用あるいは河川用の一部をも含めまして、計画的に供給するための共用林制度を設置いたしておりまして、具体的にはもちろん生活におさしつかえのあるような払下げをいたしておりませんし、河川用に関しても計画的に民有林とあわせまして、総合的に充足できるような地域を確定して特殊権益を認めておりますので
○説明員(小川保男君) 従来の契約、そういつた委託林は共用林制度に吸収されるのでありますが、先ほど申されました貸地だとか、委託林その他のものはそのままの形において継続されるものと、共用林の形において、或いは貸地として従来通りされるのみならず、史にその範囲は例えば共用林につきましては、自家用の牧畜の放牧などのために使用される場合も含まれておりますので、その範囲は拡大されるものと考えております。