1947-11-13 第1回国会 参議院 通信委員会 第3号
何れにいたしましても、最近の全遞の爭議行爲は、これは私の個人的の見解ではございまするが、何か一つイデオロギー的な、單なる生活擁護ということじやなしに、或種の思想的な、或いは露骨に申し上げますれば、共産當的分子の躍動などにもよるのではないかと思われる節もございまして、若しそれありとすれば國家のために由々しき大事でありますので、そういう問題に對しては斷呼たる決意をもつて對抗したいと、こう心得ております。
何れにいたしましても、最近の全遞の爭議行爲は、これは私の個人的の見解ではございまするが、何か一つイデオロギー的な、單なる生活擁護ということじやなしに、或種の思想的な、或いは露骨に申し上げますれば、共産當的分子の躍動などにもよるのではないかと思われる節もございまして、若しそれありとすれば國家のために由々しき大事でありますので、そういう問題に對しては斷呼たる決意をもつて對抗したいと、こう心得ております。
○中西功君 我々共産當は殘念ながらこの法案に贊成することができないのです。それは先に申しましたように、これをこういう私的機關において整理させるという點が非常な危險を含んでおるという點と竝びに將來この會社がいずれ再保險業務をやつて行くにしても、結局は現在の情勢では、國家から莫大な援助がなければこれはやつて行けないという事情にあると思うのです。