1987-08-28 第109回国会 参議院 本会議 第8号
東西貿易に水をかけるような本改正法案は時代の要請に逆行するものであり、共産圏市場を締め出された我が国企業が、再び対米輸出ドライブに拍車をかけ、かえって日米摩擦を激化させる結果を招くのではないかと危惧されるのであります。今後、対米及び対共産圏貿易はどのように推移していくと考えておられるのか、通産大臣の御見解を伺います。 最後に、武器等の輸出に関する我が党の基本的な考え方について申し上げます。
東西貿易に水をかけるような本改正法案は時代の要請に逆行するものであり、共産圏市場を締め出された我が国企業が、再び対米輸出ドライブに拍車をかけ、かえって日米摩擦を激化させる結果を招くのではないかと危惧されるのであります。今後、対米及び対共産圏貿易はどのように推移していくと考えておられるのか、通産大臣の御見解を伺います。 最後に、武器等の輸出に関する我が党の基本的な考え方について申し上げます。
したがって、共産圏市場は硫安工業にとっては死活的な重要性を持ってまいりました。アメリカのアライド・ケミカルは、台湾に進出しまして生産を開始し、来年からは日本からの肥料を買わなくてもいいということであります。もはや台湾政府等に遠慮をする必要はないと思います。
この新市場の開拓のために、一番大きいものは、何と申しましてもアメリカ市場、第二はEECの市場、それからさらに東南アジア諸地域、さらに共産圏市場、次々にそれぞれの拡大目標というものを考え、そしてそれに手を打っていかなければならぬと思います。
その中でも、ポンド圏の問題、あるいはドル圏の問題、あるいはオーブンの問題、それから新しく共産圏市場というものが出て来た、こう見てさしつかえないと思います。そこで私は、そういう大きな観点から、やはり一番大きく調整を要する問題は、アメリカに対する経済政策だと思うのであります。