2006-04-12 第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号
しからば、当時、ソビエト軍も中国軍も、中国国内ではいわゆる国民党軍と共産党軍が激しい戦いをやっていて、両方とも日本の軍隊の兵器が欲しい。一般兵器も含め、化学兵器も欲しいんですよ。渡せと言ってきたとき、渡していいんですかというふうな問い合わせがあったので、渡すことを得。これは遺棄されたというんでしょうか。
しからば、当時、ソビエト軍も中国軍も、中国国内ではいわゆる国民党軍と共産党軍が激しい戦いをやっていて、両方とも日本の軍隊の兵器が欲しい。一般兵器も含め、化学兵器も欲しいんですよ。渡せと言ってきたとき、渡していいんですかというふうな問い合わせがあったので、渡すことを得。これは遺棄されたというんでしょうか。
しかも、本当に遺棄されたのか、あの当時の戦争で国民軍と共産党軍に渡されたんではないかということは、今でも言われている。まさにこれが謝罪外交の一環として行われているとするならば、一兆円も二兆円も国民のお金を使ってやること自体もおかしいし、こういう姿勢をどこかで断ち切らない限り我々は誇りある日本をつくることはできないと思うんですよ。これを次回質問させてもらいます。
そういったことを考えると、これは改めて確認なんですが、旧ソ連、これはいわゆる毒ガス兵器を有していたかいなかったのか、これをまず確認させていただきたいのと、中国の国民党軍なり共産党軍というのはこれまた化学兵器を有していたという事実があるのかどうか、これもお伺いをしたいと思います。
ここでちょっと質問の方向を変えたいんですが、中国、当時の国民党軍あるいは共産党軍、どちらでも結構です、そしてあるいはソ連、ここは、この地域で化学兵器を遺棄したという事実、それは日本政府としては確認をされていますか。
大砲、弾薬、馬、車、財産すべて、旧満州地域はソビエト軍に、それ以外は中華民国軍に、一部共産党軍に引き渡されたとも言われておりますが、それぞれの軍の所有になったわけでございます。 この引き渡したもの、そして向こうが管理していたものも遺棄化学兵器になるんでしょうか。
もしかしたら、中国軍も共産党軍もあるいはロシア軍も、化学兵器も含めて、ああ、これはいいものをいただいた、今後の戦争で使えるかもしれないということで、だって、すべて武器や大砲や戦艦は、全部その後中国軍が使っているわけですからね。 そうやって自分たちのものにしておいて、化学兵器に対しては、時がたつにつれて、これはやばいものをもらってしまった。
国民党軍と共産党軍とで内戦もやっていたわけです。このため、正式の降伏の前後において、双方が随所で武器の引き渡しを要求したのです。日本の武器が欲しかったわけですね、両方とも。このことは、当時のシナ派遣軍からの伝聞によれば明らかです。中国は、これらの武器弾薬を国共内戦で使用しており、化学砲弾のみを選んで旧日本軍に遺棄させたとは考えられないと思うのです。
日本軍が捨てたものなのか、日本軍から受け取って、中国軍、国民党政府軍または中国共産党軍の所有に一たん帰したものを、彼らの内戦の中で、それから内戦は数年続くわけですから、そこで敗走する軍、いずれかの軍が捨てたのかどうか、これは事実の認定をしなければならない。もう手おくれかもしれませんけれども、これはやはりしなければならないと私は思っておる次第でございます。これは質問ではございません。
終戦に伴いまして、中国山西省にありました日本軍は、停戦協定に基づきまして当時の中国国民政府の山西軍に降伏の手続をすることになっておったわけですが、昭和二十年十月、山西省を支配しておりました山西軍は、当時中国共産党軍への対抗上、日本軍第一軍でございますが、これの将兵及び在留邦人に山西軍への参加を勧誘いたしまして、これによりまして多数の方々が参加されたのでございます。
又直接に共産党軍をなしておらなくても、共産党を支持しておるところの勢力というものもアジアには相当に多い。又インドのごとく、本国においては共産党と戦つておるが、外交政策としてはその共産主義の政党を持つておる政府に対しても友交関係を結ぶというようなことをしておる。例えば中国に対して非常な好意を示しておる。そうして国連へは中国の加入を許さなければならないという立場をしよつちゆう示しておる。
実はこれのわれわれは全然現地の事情を知らないのでありますが、今年の二月に米國の議会で対華援助法案を出しました際にも、ギリシヤにおける叛乱軍と中國における共産党軍の大きな違いは、ギリシヤの叛乱軍は國外から武器その他の援助を受けておる。しかし中國においてはさような証拠は見当らないということを、マーシヤル國務長官が答弁しておるのであります。
第二には、中國共産党軍の現在の状態、又その共産党軍の中に旧日本軍人等が入つてやしないかどうか、その活動の有無及びその状態。第三番目には大韓民國、殊に北鮮の情勢は現在どうなつておるか。