1951-10-17 第12回国会 衆議院 決算委員会 第1号
検査院は船舶公団の共有船舶明細書における当該船舶の価格に徴しまして、法務府が課税標準とした船舶価格は著しく低いというように批難しておるのに対しまして、法務府の方では、先ほど経理部長の言われたように、所在海運局から船舶価格算定標準を求め、十分検討の上価格を認定したもので、必ずしも本件賦課が不当でないように思うというように言われるわけでありまして、こういうふうに政府部内もしくは検査院当局等におきまして、
検査院は船舶公団の共有船舶明細書における当該船舶の価格に徴しまして、法務府が課税標準とした船舶価格は著しく低いというように批難しておるのに対しまして、法務府の方では、先ほど経理部長の言われたように、所在海運局から船舶価格算定標準を求め、十分検討の上価格を認定したもので、必ずしも本件賦課が不当でないように思うというように言われるわけでありまして、こういうふうに政府部内もしくは検査院当局等におきまして、
○大澤会計検査院説明員 ただいまの点でございますが、これはこの前の法務府関係のを御審議になりました際に、補足的に御説明申し上げたところでありますが、船舶公団共有船舶明細書と申しまするのは、船舶公団が船舶を建造いたしまして、船主と共有契約を結ぶ、その共有契約の対象となつたところの建造船価でありまして、それと比較して、あまりにも、隔たりがある。
○三宅(則)委員長代理 右に関連いたしまして、検査院は右のいわゆる船舶公団共有船舶明細書にあります価格を基準とせられておるのでありますが、そのほかに何か判定する要素がありましようか。ありましたら、御意見でもけつこうですから、この際承りたいと存じます。
○大澤会計検査院説明員 船舶公団の共有船舶明細書の価格というのは、船舶公団が建造いたしまして船会社と共有契約をして保存登記をするわけであります。その建造船価が共有船舶明細書に掲げておるところの価格になる。でありますから、大体においていわゆる製造原価といいますか、これになるわけであります。