1998-02-20 第142回国会 参議院 本会議 第10号
国民は、自民党の有力政治家が共和汚職事件や石油利権汚職の関係で疑惑を持たれたまま、いまだ解明されないことに強い憤りとむなしさを感じています。 聞くところによれば、瓦建設大臣は、去る十四日、長崎県建設業協会佐世保支部で、政権は自民党にある、自民党と直結した知事や衆議院議員が当選するところでなければ、皆さんの仕事はうまくいかないという趣旨のことを発言したと言われます。
国民は、自民党の有力政治家が共和汚職事件や石油利権汚職の関係で疑惑を持たれたまま、いまだ解明されないことに強い憤りとむなしさを感じています。 聞くところによれば、瓦建設大臣は、去る十四日、長崎県建設業協会佐世保支部で、政権は自民党にある、自民党と直結した知事や衆議院議員が当選するところでなければ、皆さんの仕事はうまくいかないという趣旨のことを発言したと言われます。
自民党の有力幹部は共和汚職事件や石油利権汚職の関係で疑惑を持たれていますが、みずから証人として身の潔白を証明することもなく逃げ回っております。その姿勢を改めることがまずもって必要であります。 また、大事なポイントは、モラルの低下だけでなく、構造的な問題にあります。
共和汚職事件についても政治責任がうやむやのままであります。捜査当局において徹底した真相の究明と公正な対応を行うとともに、国会においても政治的道義的責任が明らかにされなければなりません。新進党はその先頭に立つ所存であります。(拍手) ことしに持ち越した問題は汚職・疑惑問題だけではありません。年末には、株安、円安、債券安のトリプル安になりました。
平成四年の第百二十三回国会は共和汚職事件とPKO法案の審議が中心だったと思います。共和事件で問題となった政治家は、今も説明がありましたが、自民党の阿部文男氏、塩崎潤氏、鈴木元首相、そして当時の内閣官房長官、現在の自由民主党幹事長加藤紘一氏であったわけでございます。 今お話しのとおり、阿部氏は裁判中、塩崎氏は証人喚問に応じて、その後政治責任をとった形になっていらっしゃる。
○久保国務大臣 共和汚職事件に限らず、政治的な汚職、腐敗に関しては、国会においてその真相を解明し再発防止のために全力を挙げることは議員の任務であると考えております。
法務省にお伺いいたしますが、共和汚職事件は平成三年十二月に発覚をしております。この住専問題のまさに始まりというようなところになると思うのですが、この共和汚職事件については、どのような調査が行われて、現在司法の中でどういう状況になっているのか、一応御説明をいただきたいと思います。
この共和というのは、平成三年に破産をした共和、いわゆる共和汚職事件の共和であると判明しているわけでございますが、当時の朝日新聞、平成四年一月十四日の朝刊でございますが、この記事、 阿部文男代議士にわいろを贈った疑いがもたれている共和は、リース会社などノンバンクから二千億円以上を借りまくり、その一部が政界の工作資金に回っていたようだ。
○鉢呂委員 質問事項はきょう朝お示しをしたのでありますけれども、きょうは共和汚職事件の東京地裁の判決が下されまして、一審の判決でありますけれども、懲役三年の実刑判決という厳しい判決が下されたところです。求刑は三年六カ月だったと思いますけれども。
事実、最近の事例だけでも、ロッキード疑獄、リクルート疑惑、共和汚職事件、東京佐川急便事件、さらには金丸副総裁の巨額脱税・不正蓄財事件など、政・官・財癒着構造に根差す政治汚職は後を絶たず、極限にまで高まっている国民の政治不信を払拭するためには、こうした政治腐敗の再発を根絶し、議会制民主主義の生命である国民に見える透明なガラス張りの政治を実現することであり、このことこそが連立政権のまずやるべき使命として
共和汚職事件で贈賄などの罪に問われた元共和副社長森口五郎被告は東京地裁で懲役五年六カ月の判決が出されましたが、国家行政の公正に対する国民の信頼を著しく失墜させましたことはよく御存じだと思います。そのことをして、また国民に政治離れの風潮を引き起こしてまいったわけでございます。
あるいは共和汚職事件、きのうも有罪の実刑の判決があった。佐川急便疑惑、あるいは自民党前副総裁の巨額な脱税問題、深刻な政治不信を招くような問題が続発した。構造的な汚職の問題、これが出てきた。だから、それを改めるためにはどうしたらいいかという、総合的にさっき申し上げたようなことで考えるべきだと、だんだん私自身も変わってきたわけであります。 総合的な改革、幾つかあります。
そうして、リクルート事件に続いて共和・佐川疑惑が生じ、海部前内閣の閣僚であり、宮澤派の事務総長でもあった阿部元北海道・沖縄開発庁長官が逮捕され、そして、数日前には加藤紘一官房長官が、共和汚職事件の被告人である森口五郎氏、元共和副社長から一千万円の献金を受けたという疑惑が明るみに出されております。けさの新 聞報道は、森口五郎氏自身が加藤官房長官に直接手渡した旨の証言を伝えております。
PKO法案の提案者である加藤官房長官が、新たに共和汚職事件に関与している疑いが生じ、我が党が真相解明のために共和の森口五郎元副社長らの証人喚問を要求していることを、この特別委員会ではなじまないとして委員長の一方的見解で処理した、特別委員会での間違った運営を正そうとしない責任は極めて重いのであります。
あのリクルート事件の反省も冷めやらないうちに、稲村元環境庁長官の十七億円脱税摘発問題や、成東町汚職に関連しての石橋元文部大臣の三千万円の修正申告等、政治家の不祥事が相次ぎ、また昨年、共和汚職事件が発覚、渡辺郵政大臣の入学あっせん問題、引き続いて佐川急便疑惑と、政治腐敗はとどまるところを知りません。
二月二十五日、当委員会で行われました法務大臣の共和汚職事件に関する中間報告、それから塩崎議員に対する証人調べ、鈴木参考人への質疑、そのようなものについての政府の所見といいますか、これを通じてどのようなことをお感じになっていらっしゃるか、そういうことを順次お尋ねしてまいりたい、このように思います。
まず最初に、共和汚職事件に関連して、税制問題についてお尋ねいたします。 先般行われました予算委員会における証人喚問、参考人からの事情聴取におきましては、改めて政治家と企業の癒着が浮かび、大臣ポストがお金で買えるかの印象も受けました。また、バブル経済がいかに企業倫理を地に落としめるか、経済活動を不健全なものとするかが立証された感があります。
最初に指摘をしておかなければならないのは、今大きな国民の関心を集め、当面最も重要な政治課題である共和汚職事件、佐川急便事件並びに総理自身のリクルート疑惑など、一連の金権腐敗事件の真相は徹底的に解明をされなければならないということであります。 これら一連の金権腐敗汚職事件の教訓は、金の力によって政治が動かされてはならないということであります。
まず初めに、今回の共和汚職事件や東京佐川急便事件だと一連の疑惑事件に対して、総理はみずから先頭に立って事件の真相解明に全力を尽くし、国民の政治の信頼を回復されんことを強く要望いたします。 現在、我が国は、東京への一極集中が一段と加速し、慢性的た交通渋滞や住宅難、ごみ処理の限界などに代表される生活環境の悪化など、集中による利益よりも弊害が顕著になっております。
さてそこで、先ほど来問題になっております今回のいわゆる共和汚職事件について、法務省幹部の皆様方が各党に対しまして、起訴された阿部文男代議士あるいは共和の元副社長森口五郎の衆議院予算委員会の証人喚問について問題点を説明申し上げ、慎重な御判断をお願いをして回った、こういうことを新聞でも拝見しましたし、朝来の御質疑での御説明でもお聞かせをいただいたわけでありますが、こういう行為、行動の性格というのはどういうことになるんでしょうか
○鈴木(喜)委員 私はまず最初に、昨日の予算委員会での証人、参考人喚問に先立ちまして法務大臣からなされました共和汚職事件の中間報告、これについて、その内容等について伺っていきたいと思います。 ごの中間報告によりますと、大体もうこれは、阿部被告人については全部終わったというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
それから次に、二十五日の火曜日でございますか、当予算委員会で法務省からこの共和汚職事件の中間報告がある、こういうことでございますが、その中間報告の内容でございますけれども、これはどうなんでしょうか。私どもがいろいろ聞いている範囲では、五億数千万円というお金がいわゆる阿部被告に流れた、そのうちの九千万円がいわゆるわいろということで立件をされておるわけです。
今回の阿部元北海道・沖縄開発庁長官の共和汚職事件に、欧米は「スキャンダル横行の日本」と決めつけました。日本の民主主義が問われているのです。私は、予算委員会などでロッキード、ダグラス・グラマン、リクルート事件などにも取り組んでまいりましたが、つくづくと、今までの国会の論議は何だったのかとむなしさを感じてなりません。皆さん、今こそ政治腐敗防止法を制定をし、政治への信頼を取り戻そうではありませんか。