2002-02-13 第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
特に、国名を挙げておりますけれども、現在のイスラム世界における政治的なアクターとして最も重要であるというふうにされているエジプトやイラク、シリア、レバノン、トルコといった国々、これらはすべてイスラム的なるものをむしろ排除してきた世俗的な共和制国家、しかもこれらの国々の多くは共和制革命の折に左派勢力、左派民族主義勢力が中心になって政権を取った、そういう国、国家体制を取っているわけです。
特に、国名を挙げておりますけれども、現在のイスラム世界における政治的なアクターとして最も重要であるというふうにされているエジプトやイラク、シリア、レバノン、トルコといった国々、これらはすべてイスラム的なるものをむしろ排除してきた世俗的な共和制国家、しかもこれらの国々の多くは共和制革命の折に左派勢力、左派民族主義勢力が中心になって政権を取った、そういう国、国家体制を取っているわけです。
それがその後、君主制国家が漸次減って、共和制国家が続出してきたということに見られるように、民主主義の前進の過程がやはり二十世紀だったし、それから当初は植民地、従属国というのが極めて多かったのが、この世紀の中で百カ国以上が独立してきている。そういう民族自決権の擁護、尊重という点から見ても、二十世紀の歩みというのは人類にとっての進歩ということを示してきたと思うんですね。
共和制国家だけじゃなく、よその国からも観光で人を呼ばなければならない。いろんな形においてそれぞれの模索をやっていると思うんです。
○受田委員 それは、王政であろうと共和制であろうと、その分類はあるべきではないわけですから、トンガの王政国家、それからナウルの共和制国家、それぞれ元首が日本にやっておいでになったが、今後、総理府設置法で迎賓館ができると、国賓及びこれに準ずる賓客——準賓客、準国賓までが入るのに、一方では私的旅行であるといって、初めて日本を訪れるような、次に興るであろう国家の元首がおいでになったときは、どこかのホテルに