1949-08-08 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第33号
○楠瀬證人 この日鋼の組合を含んだいわゆる爭議團でありますが、これは日鋼防衞共同闘爭委員会であります。この委員会主催のいわゆる人民大会が六月十八日にまず行われまして、この十八日におきましては午前十一時ごろ廣島市において催されたわけでありますが、そのうち注目すべきものといたしまして十数項目決議をいたしております。
○楠瀬證人 この日鋼の組合を含んだいわゆる爭議團でありますが、これは日鋼防衞共同闘爭委員会であります。この委員会主催のいわゆる人民大会が六月十八日にまず行われまして、この十八日におきましては午前十一時ごろ廣島市において催されたわけでありますが、そのうち注目すべきものといたしまして十数項目決議をいたしております。
○山口證人 共同闘爭です。
○吉武委員 共同闘爭なら、先ほど委員長が言われたように、直接に爭議をするということではないか。あなたは友誼團体は加入せぬと言つておるけれども、もしも團体が決議すれば、明らかに共同闘爭に参加しておる。
○山口證人 私たちの金属労働組合は大体四十五万ほどおるのですが、これはわれわれの闘爭に対して、やはり共同闘爭をしたことになる。そのほか産別百数十万のものも共同闘爭をしたということになる。そういう意味であつたら、会津の労働者あるいは農民は共同闘爭をやつたことになります。
○鍛冶委員長 あなた二十六日に常磐炭鉱に行かれたときに、今あなたが私に言つた炭労の第二回定期全國大会の決議に基いて労組の基本態度として一、地元町村会を動かして農民、市民と共同闘爭を組織せよ 二、中小炭鉱を犠牲とする集中生産方式には絶対反対である。この方式で闘うべきものだという指示を與えられたと言つておる者がおるのですが、その事実はいかがですか。
○鍛冶委員長 それからこの事件の発端には、あなた方内郷へ行つてもお聞きになつたと思いますが、いわゆる農民、市民と共同闘爭を起す。そうして村会から町会等をもとにして起してそれからやるということで行つているのですが、それについては炭労の第二回定期全國大会の決議でそういうことを指示している、そういうことですがこれは御承知ありませんか。
○青柳証人 それは防衞同盟として共同闘爭することは当然であつて、いろいろな戰術の面においても、三鷹、中野地区は密接な関係にありますから、いろいろ戰略戰術の面おいて協議して、とにかく一体となつて動くということが大会の決定でもある以上、中野、三鷹地区が一体となつて動くことは当然です。しかし革命的力を横に延ばすということは知つておりません。
○井上證人 そういうことはその人の主観によつて考えればいいことで、私は共同闘爭とかそういうことは考えておりません。ただ東神奈川のブロックに対しては、そういうことは考えております。
○鍛冶委員長 この間の東神奈川におけるいわゆるストに対して、電車区分会と車掌分会と共同闘爭を行つたということですが、それはいつごろ、どういうことでそういうことにきまつたものですか。
第四項は関連産業との共同闘爭を強化する。本部のみならず地評、支部、分会に至るまで、緊密なる産業防衛共同闘爭を行う。職場復興綱領をつくること。これらを通じて地方権力と闘い、地方議会、PTA等で、組合の要求支持、首切り反対等を決議させる。大体四項はこうだつたと思います。 第五項は、團体交渉を行う。定員法は不法であり、これを実質的に粉砕する。本部から班に至るまで、團体交渉を行う。
三に書いてあるのは、不正摘発闘爭を行う、四に関連産業との共同闘爭、それから第五に團体交渉を行う、こういう前提があつて、第六になつておる。これは明らかな関連があると私にちは思うのだが、あなたは六のことばかりさつきから言つておるのだけれども、この前提はどうなんです。一、二、三、西、五これがむしろ問題である。
関連産業しの共同闘爭を強化する。その内容といたしましては、本部のみならず、地方支部分会に至るまで緊密なる産業防衞共同闘爭を行うこと、職場復綱領を作ること、地方権力と闘い、地方議会、PTA、等で組合の要求指示首切り反対等を決議させる、こういうような内容であります。その五といたしましては、團体交渉を行う、定員法は不法であり、これを実質的に粉碎する。本部から班に至るまで團体交渉を行う。
これに対しまして労働省といたしましては、この問題は從來石炭と金属鉱山とが共同闘爭の形でやつて参つておりまして、いずれも地下労働である同一の條件にあるから、同一の労働條件を得たいというふうな意味で、やつて参つたのでありまするが、御承知のように石炭につきましては、今増産の傾向にありまするし、さらにメリツト制の実施等によりまして、なお解決のためには好條件というふうなものも見られるのであります。
今回の日本政府が行いたる朝鮮人学閉鎖命令に対しては、日本共産党は、朝鮮の皆さんと同じく絶対反対し、皆樣と一緒に共同闘爭を展開しております。朝鮮独立と朝鮮教育自主は、絶対死守しなければならない事項であるということは、朝鮮の皆樣は心肝に徹しなくてはらならい。朝鮮人学校閉鎖命令反対闘爭は、朝鮮皆樣の同胞が、下関や、岡山や、神戸において活発に展開せられ、多数の犠牲者を出しておられるのである。
今回の日本政府が行いたる朝鮮人学校閉鎖命令に対しては、日本共産党は朝鮮の皆さんと同じく絶対反対し、皆様と一緒に共同闘爭を展開しております。朝鮮独立と朝鮮教育自主は絶対死守しなければならない事項であるということは、朝鮮の皆様は心肝に徹しなくてはならない。 朝鮮人学校閉鎖命令反対闘爭は、朝鮮皆様の同胞が、下関や岡山や神戸において活発に展開せられ、多数の犠牲者を出しておられるのである。
然るに官公廳各労働組合を代表する交渉委員の攻勢は、それぞれの異なる意図と共同闘爭的組織となつておりましたために交渉は円満に進展せず、これを以てしましては、その円満なる解決点に到達することが至難な状態であると考えておつたのであります。從つて中央労働委員会に関する調定申請を期待し、この調定機関による解決を期待しておつたのであります。
しかるに官公廳各労働組合を代表する交渉委員の構成は、それぞれ異なる意図と共同闘爭的組織となつておりましたために、交渉は円満に進展せず、これをもつてしましては、その円満なる解決点に到達することが至難な情勢にあつたのであります。從つて政府は、中央労働委員会に対して調停を申請し、この調停機関による解決を期待したのてあります。