1964-06-09 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
生産者側における共同販売態勢の整備と歩調を合わせまして、今後流通業者の共同化をも推進し、仕入れ、販売条件の改善をはかるとともに、それを通じて価格を安定化し、安んじて加工技術の向上へ努力することを可能ならしめるごとき基礎固め、言いかえますならば、流通業者を産業資本として確立させるという構想が必要であろうと存じます。
生産者側における共同販売態勢の整備と歩調を合わせまして、今後流通業者の共同化をも推進し、仕入れ、販売条件の改善をはかるとともに、それを通じて価格を安定化し、安んじて加工技術の向上へ努力することを可能ならしめるごとき基礎固め、言いかえますならば、流通業者を産業資本として確立させるという構想が必要であろうと存じます。
また計画出荷をするにあたりましては、共同販売態勢を推進していく、こういうような考え方に基づきまして、市況の的確な把握並びにその情報の伝達、あるいは計画出荷の協議会こういった方面におき場まする予算も計上して指導いたしているという次第でございます。
同時に、原料乳の共同販売態勢を確立していけば、これは協同組合が中心になることが当然でありますから、従って、その場合には協同組合に対して生産物金融という形でもって農林中金その他の資金を十分に使ってやる態勢もできるわけです。
一面共同集荷態勢なり共同販売態勢なり、そういうものを作るための資金を全酪系統へ出せというのか、あるいは総合農協なり何なりと協力してそういう態勢を作って、いわゆる生産家の立場から流通過程を逐次合理化していくという意図のもとにやっておられるのか、そこらがどうもはっきりしないわけです。生産合理化の資金といってもどうもはっきりしない。
げましたように養蚕農協の共同販売の態勢でやっておるわけでございますが、いろいろ養蚕農協のあり方につきまして御批判のありますような点も多々あるのでございまして、それらの点につきましては今後われわれとしても十分指導いたしまして、改めるべきところは改めなければならないのでございまするが、いわゆる繭の需要者の方がいろいろな要請によりまして整備をいたすということになりますと、そのうらはらといたしまして農協による共同販売態勢
金融の問題あるいは購買費の問題、こういうようなものと関係をつけて、そうして共同販売態勢を強固にする、こういうことは、これは従来も指導をしてきたし、これは当然なことなんです。その問題がひっかかっているのですから、その点を私は明らかにしなければならないし、する必要があるし、農業協同組合部長としてその点をはっきり言ってもらわないと、将来農業協同組合の組織を拡充することはできないと思う。
たとえば、暫定的には、都市の配給を行なって地方の自由販売を認める等の措置をとりながら、農業団体の共同販売態勢を育成助長し、農民に対する価格保障制度を確立し、他方、輸入食糧の政府管理によって国内食糧の需給調節をはかり、価格安定の方途を確立していくことが最も望ましいと私は考えておりますが、この際統制撤廃に関する総理並びに農林大臣の御所信を明確にお伺いいたしたいと存じます。 以上、私の質問を終ります。
○大坪説明員 実際問題といたしまして、牛乳は当事者間の取引でありますと同時に、いわゆる販売態勢と申しますか、共販態勢が全国的に確立いたしておりませんので、すべての場合にそういうようなことはできないと思うのでありますが、具体的の事例といたしまして、いわゆる圧力をもつて農民の共同販売態勢を阻害して行くというようなことにつきましては、私どもといたしましても厳重に処置すべきものでないか、かように考えておるわけであります
○原田説明員 ただいま御指摘の団体契約の内容的な点につきまして、いろいろこれが疑問を持たれる、あるいは不満を持たれるということのために、養蚕側の結束と申しますか、それがいろいろ脅かされる傾向があるという点につきましては、私どもといたしましても、一万におきまして製糸側に繭価につきましての協定というものを認めておりますのとにらみ合せまして、やはり養蚕農家側におきましても、しつかりした共同販売態勢を堅持いたしまして
しかしこれはあくまで結果でございまして、昨年度におきましても、生産者団体としては、それ以上の調整計画によつて共同販売態勢を推進して参つたわけであります。その計画が主体になつて、それによつて市価が維持されるべきものだと思う。政府の買上げのものはその一部分でございまして、政府の買上げを発表することは、もちろんこれは市価維持にはある程度のきき目があるかと思います。
従いまして、そういう意味から二カ月のズレというものに対して政府がどのように考えておつたかということから、只今長官は北委員の質問に対しまして、協同組合の共同販売態勢をどうしても強化しなければならん、そういうことによつてこれらの問題は解決するというお話でありますが、協同組合が今の力では当然これらの問題に対しては全部原料「いも」を買取つて政府の価格が決定したときに、それによつて政府に売るとか、或いは又市価
の事情からいたしますると、高まるという可能性もあるわけでございますから、そこを一つ協同組合の共販態勢の推進によつてこれ以上の農家手取になるようにやつて頂こうと、こういうことでございますので、市価から逆算で、これくらい市価が高くなるから、ここを支持価格にするという考え方じやないのでありまして、支持価格といたしましては支持価格としての線を出し、それが市価以上にいろいろな需給の状況もございますし、又共同販売態勢