2005-03-29 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
昨日の報道ですと、韓国の国民の人たちが観光で竹島に訪れて、そういうのがテレビに映っているわけでありまして、このことについて、先ほどの盧武鉉大統領のメッセージとかいろいろ伝わって、両国冷静にというふうになっていくんですが、事はやはり、現実的には日々生活している漁業関係者のこともあり、これはなかなか悩ましい問題だと思うんですが、やっぱり速やかに、やはりこれはもう両国で暫定共同管理水域、海域ということになっておりますので
昨日の報道ですと、韓国の国民の人たちが観光で竹島に訪れて、そういうのがテレビに映っているわけでありまして、このことについて、先ほどの盧武鉉大統領のメッセージとかいろいろ伝わって、両国冷静にというふうになっていくんですが、事はやはり、現実的には日々生活している漁業関係者のこともあり、これはなかなか悩ましい問題だと思うんですが、やっぱり速やかに、やはりこれはもう両国で暫定共同管理水域、海域ということになっておりますので
○亀谷博昭君 もう一度確認をしますが、そうするとその両国の共同管理水域、共同管理委員会というのは日韓の場合は暫定水域においてつくられて協議を進められたということですね。そうすると、今回はいわゆる暫定水域、それから中間水域、その他の水域、全部を共同管理委員会で協議をするということになるんですか。
○中川(嘉)委員 さらに、この北方四島周辺水域を共同管理水域とすることについて、国民は当然なことと受けとめているわけですけれども、こういったことが実際にできるかどうか、政府はむしろそのための努力をすべきではないか、このように考えますけれども、この点がどうか。
○説明員(松浦昭君) 共同管理水域という考え方につきましては、いろんな概念がございまして、必ずしも先生のおっしゃることを完全に理解しているかどうか私わからないわけでございますが、いわゆる共同管理水域という概念は、双方の国の主権がオーバーラップした形でもってある海域に行使されている状態というふうに考えるわけでございます。さような地域というものは世界に従来まであったということも事実でございます。
その上で、周辺水域の線引きを相互に保留し、共同管理水域として入り会い操業ができるようにする必要があると思うが、どうか。 また、日ソ暫定協定発効以後、ソ連の専管水域で日本の中小漁船が協定違反のかどで罰金を徴収される事件が頻発しており、大きな問題となっております。
さらに、わが国の領有権主張を一層明確にするために、ソ日漁業暫定協定交渉に当たっては、わが国の二百海里漁業水域を千島沖合いに設定することを協定上明確にし、この水域を共同管理水域にするよう要求すべきであると考えますが、いかがなされるのか、はっきりとお答えいただきたい。
それから、ソ日暫定協定では、この四島周辺の水域、これを日ソの共同管理水域としたらどうかと、こういうようなお話でございますが、確かに四島周辺は、これはソ連の主張する水域とわが国の主張する水域がダブる地域であります。そのダブる地域をどういうふうに相互で操業するかという問題がこれから解決されなけりゃならぬことになってくるわけでございまするが、ただ、こういうことがあるんですね。
(拍手) また、新盛さんの御質問の中で、千島周辺水域を暫定的に共同管理水域として、共同管轄規制の方式によって円滑な暫定協定を結んだらどうか、こういう御提案がありました。私は、これも一つの有力な考え方であろうかと思います。
そうなりますと、この問題についてはソ連側が線引きを留保し、千島列島周辺を共同管理水域とするという主張、これはわれわれの主張なんですが、これが日本側として妥当な解決策の主張ではないかと考えるのです。